Apex LegendsがWQHDで80fps以上!12万円台と高コスパなRyzen 5搭載ゲーミングPC
マルチコアで高いスコアーをマーク!FFXIVは4Kでも快適評価
本機が搭載するCPU「Ryzen 5 2600」は、Simultaneous Multithreadingに対応。同じ価格帯のインテルCPUが6コア/6スレッドのところ、6コア/12スレッドとスレッド数が多く、ゲームをしながら実況配信する、といったような複数作業などに向く。
そこで、まずはCPUの性能を計測するのに定番であるCINEBENCH R20で、性能をチェックしてみた。
ASCII.jpに掲載されているライターの石川ひさよし氏の記事「Ryzen 5 2600対Core i5-9400Fガチンコ対決 コスパ党ならどっちを選ぶ!?」では、DDR4-2933メモリーを使用してマルチコアのスコアーが2798。
一方、「NEXTGEAR-MICRO am550SA3」は、DDR4-2400メモリーを使って2779とほぼ変わらないので、エアフローによる冷却性能の高さなどにより、パフォーマンスを発揮しているようだ。
次に定番のゲームベンチマークソフトである「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」(以下、FFXIV)のベンチマークを使用した。検証中に新しい拡張パック「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」のベンチマークソフトの配信も行なわれたので、そちらも追加し、違いが出るかも見てみた。
フルHD、WQHD、4Kと解像度ごとに計測してみたが、フルHDのスコアーは1万を軽く超え、「非常に快適」評価。WQHDのスコアーも9535の「非常に快適」と、どちらもとても快適にプレイできることがわかった。さすがに4Kのスコアーは5000以下と、ガクッと落ちたが、それでも「快適」評価であるため、MMORPGであるならこれでも十分遊べる。大規模な戦闘で人数が増える際は動作がもっさりすることもあるので、不安な場合はWQHDなどに切り替えて遊ぶのがいいだろう。
紅蓮のリベレーターと漆黒のヴィランズでは、フルHDだとほぼ誤差範囲の違いだが、漆黒のヴィランズのスコアーはWQHDで1万弱、4Kも紅蓮のリベレーターよりもスコアーが300上回り、あともう少しで「とても快適」評価に届きそうだった。他の環境でも比較してみないと何とも言えないが、最新の拡張パックではCPUのマルチコアを上手く使ったりなどの調整が加わり、高解像度での動作の性能向上が図られているのかもしれない。