このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

なぜGoogleマップの地図は変えなければいけなかったのか

Googleマップの劣化原因「地図」になにが起こったのか?

2019年05月27日 09時00分更新

文● 西田宗千佳 撮影●四宮義博 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

グーグル GEO 関連製品担当 バイスプレジデントのデイン・グラスゴー氏

 3月21日頃から、「Googleマップの品質が落ちた」という指摘が相次いだ。道の形が違う、バス停がない、あるはずのない湖が出現した……。

 地図品質の劣化の原因と指摘されたのは、3月6日に公開されていたGoogle Japan 公式ブログの以下の記事だ。

2019年3月6日のGoogle Japan 公式ブログ「日本の Google マップが変わります!(近日公開予定)」より ※画像をクリックするとGoogle Japan 公式ブログに移動します

 地図データが、「グーグルによって作られたデータをベースにしたもの」へと変わったことが、大きな混乱の元になっている。

 では、その時なにが起こっていたのか? グーグルはなぜデータの変更を決めたのか? グーグル GEO 関連製品担当 バイスプレジデントのデイン・グラスゴー氏を直撃した。

 レポートは2回に分け、「なぜGoogleマップの地図は変えなければいけなかったのか」「Googleマップの変化でなにが起きるのか」をそれぞれ解説していきたい。

 今回は前半、「なにが起こったか」を解説していく。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン