「ゲームマーケット」って一体なんだ?
ゲームマーケットは、コミケの“非電源系ゲーム島”版ともいえる国内最大規模のアナログゲーム専門の即売&体験イベント。メーカーや販売代理店、ショップだけでなく、個人制作の同人非電源ゲームや関連書籍、グッズなどを扱うブースが多数出展して販売、頒布、試遊、企画イベントを実施する。ゲームマーケット2018秋では企業出展104ブース、一般出展が第1日目350ブース、第2日目327ブースもあった。
アナログゲームは“自作”も楽しみのひとつ
アナログゲームが年々人気を集めているのには、個人やサークルが作ったオリジナリティあふれる作品が大量に登場し続けているのも大きな後押しとなっている。
非電源系ゲームでは厚紙加工のゲーム盤やチップにカード、立体の木製駒、きれいな化粧箱など、個人で作るのが難しいように思える。しかし、最近では小ロット生産に対応する印刷会社や紙加工メーカーが登場して、個人でも高品質な非電源ゲームを作れるようになってきた。とはいえ、入稿データの製作は同人誌とそれほど変わらない。印刷所や紙加工メーカーが用意するテンプレートに合わせて印刷データを「Illustrator」などで制作したら“納期までに”入稿するだけ。最近では3Dプリンターで立体ゴマを作ったりハコスコを利用してゲーム盤をVRと連携したりするボードゲームも登場。
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