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映画「Creed」の世界をVRで体験できる施設が期間限定オープン!

2019年05月24日 13時00分更新

文● ジサトラハッチ

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「Creed: Rise to Glory」の体験は、最初に自分がプレイしたいキャラクターを選択、そしてその後対戦相手、対戦場所を決めてから対戦を行なう。

クリードやロッキー以外に、彼らが戦った名だたる選手を選ぶことができる

選手を決めたらスタジアムを選択

 最初は主人公のクリードでプレイ。操作はプレイエリア内に立ち、手を前に出すとパンチを放ち、腕を折り畳み体の前に持って行ってガードと、ほぼ直観的に操作できる。

手を前に突き出せばパンチが放てる

手を前に持っていくとガードが可能。激しく攻撃された際は、両手を前に持っていきガッチリ守っていきたい

 ボクシングゲームは、シンプルな操作なため分かりやすく、他のゲームもほぼ同じ動きだが、本作はVIVE Proが高解像度ということもあるが、肌の滑らかな質感もリアルで、リングの雰囲気や観客の数、動きも細かく作られており、デフォルメされたキャラでプレイするVRボクシングゲームよりも、実在的で高い没入を得られた。

 特に筆者は映画ロッキーは全作見るほど好きなため、ついつい熱が入ってしまった。1回プレイした後は、クリードの父親アポロとドラゴの因縁の対決を設定。

 アポロの視点から見ると、ドラゴのなんと大きなことか。迫力のあるドラゴの姿に気おされかかるが、大振りのパンチをガードし、パンチの打ち終わりに素早く顔面にパンチを放つことを繰り返し、3度のダウンを喫するものの最終的には勝利した。

 本作では、相手からの攻撃を喰らいふら付き?、それを解消するには、光るアイコンに向けて両手を重ねる。ダウンを喫し、意識を失いかけた際は、リングの映像が遠のくので両手を上下に振り、走ることで復帰する。

攻撃を喰らい意識を失いかけた時?に2つの光るアイコンが

 相手にダメージを与え、クリーンヒットして、身体中に光るアイコンが表示されたらチャンス! 的確に全部の光るアイコンを殴ると相手がダウンするといったゲーム的な演出もある。

 両手でパンチを放ち、両手を上げ、上下に振って走る、足を使って動き回ることこそないが、2試合もすれば結構疲れる。

 VIVE Proは、従来機よりもクッションが厚く、頭に柔らかくフィットするため、被るときにしっかりと締めれば、激しく動いてもズレる心配はほぼなく、快適にプレイすることができた。

 同社は今後日本の人気IPを使った、日本人好みの新しいVRコンテンツの開発などを検討しているという。本施設のテストオープンは、そのアンケートを取る場としても活用したいという。

 ちなみに、サビオス社は米国で大人気のテレビドラマ「ウォーキング・デッド」を題材とした新作「The Walking Dead Onslaught」のリリースも予定している。

 IPを使った新規VRコンテンツや「Survios Virtual Reality Arvcade」の常設施設の展開などに期待したい。

●関連サイト

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