効果はいかほどか? 筆者がやりこみ中のタイトルで実測!
ということで、さっそく最近遊んでいる「DAYS GONE」「Anthem」「Fallout76」のデータをPHD-GS480GUへ移動してプレイ再開……これは! 明らかに体感的に高速化しているではないか。
内蔵HDDから起動した場合と、PHD-GS480GUから起動した場合でのベンチマーク計測を敢行してみた。いずれもストップウォッチを使った手計測で5回計測の平均値である。
「DAYS GONE」の場合――まんべんなく時間短縮
DAYS GONEについては、PS4のメニューから起動したのち「PRESS ANY BUTTON」が表示されるまでの時間を「起動時間」として計測。さらに「メインメニュー」の「続ける」からゲームを再開し、キャラの操作が可能になるまでを「ゲーム開始時間」として計測し、さらにゲーム中の「ファストトラベル」1回にかかる時間を計測した。
DAYS GONEは基本的にオフラインゲームなのでサーバーやネット回線に依存する要素は少なめ。そのためか、すべての測定値で時間短縮が実現できている。
今回数値化はしていないが、主要ミッションの修了後、画面の暗転とデータロード→ムービー→プレイ再開というような流れにおいても、待ち時間が大きく減ることを実感できた。細かいミッションをいくつもこなしていくタイプのゲームなだけに、テンポ良く快適にプレイできるようになった。
「Anthem」の場合――ゲーム開始時間が半分未満に!
Anthemについては、PS4のメニューから起動したのち「オンラインサービス」への接続が完了して「○で再開」が表示されるまでを「起動時間」、さらに「○で再開」を押してプレイ再開後「ニュース」が表示されて操作可能になるまでを「ゲーム開始時間」として計測。
ゲームプレイ中はマッチングによるウェイトの発生が少なくないので、その影響を受けない「遠征終了」から「フォートタルシスへの帰還」を選択して再び操作できるようになるまでを計測した。
Anthemは起動後にまずサーバー接続が始まるので、起動時間に大きな差は生まれていない。ただし、サーバー接続後に実質的にゲームがロードされるため、ゲーム開始時間は半分未満に短縮された。
Co-opプレイが基本なので、遠征開始(ゲームプレイ開始)のマッチングに時間がかかったりそうでなかったりとまちまち過ぎて、外付けSSDのメリットはわかりにくい。その反面、遠征終了→帰還のようなCo-opプレイからソロプレイへ戻るような場合に大幅な時間短縮が実現されている。
「Fallout76」の場合――ファストトラベルも楽々
Fallout76は、PS4のメニュー起動から起動して「Press any button to start」が表示されるまでを「起動時間」として計測。「アドベンチャーモード」でゲームを再開し、キャラクターを動かせるようになるまでを「ゲーム開始」として計測。さらに1回の「ファストトラベル」にかかる時間を計測した。
Fallout76の場合、ゲームを起動した後にゲームモードを選択し、その後サーバーに接続してゲームプログラムとマップのロードが始まっているので、起動時間の短縮はほぼないが、プレイ開始までの時間は大幅に短くなった。プレイ中はファストトラベルを利用して自分の「C.A.M.P」(本拠地)にたびたび戻るので、ファストトラベルの時間が短くなってイライラせずプレイできるのもうれしいところだ。
まとめ:平成と一緒にイライラ待ち時間にも別れを告げよう!
上記のような具合に、筆者がプレイ中の主要ゲームにおいては快適でメリットありまくりの外付けゲーミングSSD「PHD-GS480GU」なのであった。筐体を開けてドライブを交換するような作業要らずで、容易に高速化が果たせるのは筆者のようなモノグサな人間にとってはうれしい限りだ。
もちろん、筆者が享受したようなメリットに合致するゲームタイトルばかりではないと思うが、エリア移動によって頻繁にロードが発生するようなゲームや、とにかく周回することが求められるようなゲームにとっては、ロード時間を短縮できることは十分な恩恵になることだろう。
なんだかゲームのテンポが悪いなあ……と感じているPS4(特に初期型PS4)ユーザーはぜひPHD-GSUシリーズに注目していただきたい。令和のゲーム体験は、外付けゲーミングSSDと共に歩んで行こうではないか!

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