約1.5mmのキーストローク、7時間以上のバッテリー駆動時間、圧倒的な軽量さなど
最軽量13.3型ノートPC「WU2/C3」は外での作業に最適な打鍵と長時間駆動が魅力
2019年05月03日 10時00分更新
ノートパソコンのボディーの軽さ・薄さを追求する際には、キーボードの使い心地がトレードオフになってしまうことが多い。しかし、富士通クライアントコンピューティングの13.3型ノート「LIFEBOOK WU2/C3」は前モデルより12%軽量化して、約698gの世界最軽量ボディーを実現。本来相反しがちなキーボードの打ちやすさを向上させているから驚きだ。前回は外観を紹介したが、今回は使い勝手について紹介しよう。
約1.5mmのキーストローク、約7時間のバッテリー駆動時間、1Kg以上のノートPCには戻れないほどの軽量さが特長
具体的には、キーストロークが2017年1月モデルの約1.2mmから約1.5mmへと深くなっている。やや打鍵音は大きめだが、適度な反発力が与えられており、実に気持ちよくタイピングできるキーボードだ。
モバイルノートにとって、キーボードと同じぐらい重要なのはバッテリー駆動時間。本製品はWEB限定のカスタマイズモデルなら25Wh、または50Whのバッテリーを用途に応じて選択可能だ。今回の貸出機に搭載されているのは25Whバッテリーだったが、ディスプレー輝度0%という条件でバッテリーベンチマーク「BBench」で計測したバッテリー駆動時間は7時間37分33秒だった(バッテリー残量5%まで)。
LIFEBOOK WU2/C3はディスプレー輝度0%でも一定の視認性が保たれるが、もっと明るい画面で常用したり、さらに長い時間無充電で利用したいのならカスタマイズモデルで50Whバッテリーを選択することをオススメする。
実際に本製品を使ってみて改めて感じるのは、世界最軽量ボディーというものの軽さだ。ディスプレーを閉めた状態でつかんでみると、まるで紙のノートを持っているかのような錯覚を抱くほどだ。これだけの軽さを実現しつつ、全面加圧試験約200kgf、一点加圧試験約35kgf、落下試験約76cmをクリアーしている点も特筆に値する。
長時間快適に打鍵できるキーボード、実用上十分なバッテリー駆動時間、そして圧倒的な軽量性と、LIFEBOOK WU2/C3はモバイルノートパソコンに重要な要素が高い次元でバランスを保っているといえる。次回はベンチマーク編をお届けする。
試用機の主なスペック | |
---|---|
機種名 | LIFEBOOK WU2/C3 |
CPU | Core i7-8565U(1.8~4.6GHz) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット)、IGZO液晶 |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.1 Gen2 Type-C×1、USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.0×2、HDMI端子、有線LAN端子、SDメモリーカードリーダー、マイク入力/ヘッドフォン出力端子 |
サイズ/重量 | およそ幅309×奥行212×高さ15.5mm/約698g |
カラー | アーバンホワイト、ピクトブラック、ガーネットレッド |
OS | Windows 10 Home(64bit) |