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柳谷智宣がAdobe Acrobat DCを使い倒してみた第92回

Acrobat DCを完全にクリーンな状態で再インストールする方法

2019年03月22日 09時00分更新

文● 柳谷智宣

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本連載は、Adobe Acrobat DCを使いこなすための使い方やTIPSを紹介する。第92回は、Acrobatを完全にクリーンな状態で再インストールしてみる。

 Windowsを長く使っていたり、いろいろなアプリや周辺機器を導入していると、Acrobat DC(Acrobat Reader含む)の動作が不安定になることがある。原因がわからない場合は、Acrobat DCをアンインストールし、再インストールすればいい。しかし、その際にインストールが失敗することがある。アンインストール時に、関連ファイルや情報が完全に削除しきれないことがあるためだ。そんな時のために、Acrobat DCの情報を完全に削除する方法を紹介しよう。

 まずは「Cleaner Tool」をインストールする。アンインストールしたいAcrobat DCのバージョンごとにファイルが異なるので、注意すること。バージョン9.x用はこちらバージョン10.x/11用はこちらバージョンDC用はこちらからダウンロードできる。

 ダウンロードした「AdobeAcroCleaner_DC2015.exe」(Acrobat DC用の場合)を実行すると、ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示されるので「はい」をクリック。アンインストールウィザードが起動するので、「Next」をクリックして操作を進めていく。英語表記だが難しいことはない。

 規約に同意したら、削除する製品を「Acrobat」もしくは「Reader」から選び、「Clean Now」をクリックすればいい。Acrobat DCとAcrobat Readerの両方をインストールしている場合は、最後に、「Leave Adobe Acrobat workflows intact」という選択肢が表示される。これは、2つのソフトで共有するコンポーネントを削除するかどうかという設定。残すならチェックを入れ、削除するならチェックを外す。Windowsの不調で再インストールするなら、Acrobat Readerも再インストールすべきなので、このチェックはどちらでもいい。どちらにせよ、続けてAcrobat Readerを削除するために、もう一度このツールを実行するためだ。

ダウンロードした削除ツールを解凍し、実行ファイルをダブルクリックする
ウィザードが起動するので「Next」をクリック
規約が表示されるので全部確認したら「Next」をクリック
「Acrobat」を選択して「Next」をクリック
「Clean Now」をクリックすると削除が始まる

 すでにアンインストール操作を行ない、見た目上アプリが消えている場合は、インストールフォルダを指定する画面が開く。それがない場合もそのまま進めて、削除操作を行おう。ファイル以外の設定やコンフリクトを起こしているレジストリといった問題の修正を行なうためだ。

 もし、以前にAcrobat 9.xや10.x/11などをインストールしたことがあるなら、そのバージョンの削除ツールも実行しておこう。

 Acrobat DCとAcrobat Readerの両方を削除したら、PCを再起動し、再インストールが可能になる。通常の手順でインストールファイルをダウンロードして実行すればいい。再インストールが完了したら、削除ツールはごみ箱に移動していい。

ソフトが見当たらない場合でも、削除ツールを実行できる
削除が完了した。「Finish」をクリックして、PCを再起動しよう
必要に応じて、以前のバージョンの削除ツールも実行する
インストールしたことのあるすべてのバージョンを削除する
通常の手順で再インストールする

 Acrobat DCを再インストールするなら、上記の手順を行なえばいいが、再インストールをしなかったり、ほかのPCで使うつもりなら、ライセンス認証の解除が必要になる。ちなみに、同じPCに再インストールする場合は、Adobe IDを入力するだけで認証されるので手間はかからない。

Acrobat DCの「ヘルプ」から「サインアウト」をクリックし、ライセンス認証を解除する

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