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Snapdragon Wear 3100によりバッテリー性能が格段に向上

超軽量「フォッシル スポーツ スマートウォッチ」最新Snapdragon Wear 3100搭載をレビュー

2019年03月04日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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ウォッチフェイスを「MOOD」に変更

心拍数に合わせて色が変わるウォッチフェイス「MOOD

 ウォッチフェイスは標準が「Pulse Bold」になっており、Wear OS by Googleの最新バージョンで用意されたGoogle Fit用のウォッチフェイスがベースになっている。Wear OS by Googleの最新バージョンでは、アクティビティログを、通常の運動と強めの運動、ふたつの動きをログとして計測するようになっており、「Pulse Bold」でも通常の運動の達成具合は青、強めの運動のHeart Pointsは緑で表示される。

Google Fitでランニングなどのトラッキングも可能

 そのほかアナログ時計風のウォッチフェイス「MOOD」も利用可能。こちらはフォッシルで過去に発売されたアナログ時計「ムードウォッチ」にインスパイアされた文字盤で、心拍数に合わせて文字盤の色が変わるようになっている。トレーニング中はこのウォッチフェイスにしておけば、自分の状態が一目でわかるので便利だ。

「MOOD」で心拍数77bpmのときのカラー

心拍数が144bpmと上がると赤色に変化

処理能力があがりサクサクした操作感に

 Snapdragon Wear 3100は処理能力も向上しているため、Snapdragon Wear 2100と比べるとタッチ操作や画面のスクロールなどの反応も良くなっているように感じる。とくに通知の表示など、上下にスクロールさせる動作で、Snapdragon Wear 2100搭載モデルだとスクロールはじめに若干つっかかりがありもっさりとした反応なのに対し、Snapdragon Wear 3100は指での操作にしっかりと追随してスクロールしているような反応。流石に最新のハイエンドスマートフォンのようなサクサク感はないが、十分使いやすいレベルにまで達していると言える。

ボタンを回して画面スクロールができる

 意外と使いやすいのが、本体右側面中央のボタン。ケース径の割には大きめのボタンで、プッシュだけでなく回転操作にも対応。回すとスクロールに対応しているので、動きながらの操作の場合、画面をタッチするよりも操作しやすい。

 タッチスクリーンスマートウォッチというと、「大きく」て「重い」、そして「バッテリーがもたない」とイメージしがちだが、「FOSSIL Sport Smartwatch」はそのあたりがかなり改善されていると言える。ネガティブな印象が先行していて、スマートウォッチを敬遠していた人に、ぜひ試してもらいたいモデルだ。


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