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スマートウォッチの便利な使い方 講座 第20回

フォッシル スピーカー搭載スマートウォッチは翻訳→音声読み上げが便利

2019年11月01日 08時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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フォッシル タッチスクリーンスマートウォッチの最新モデル「フォッシル ジェネレーション5 スマートウォッチ CARLYLE HR」。心拍センサーとGPS、さらにマイクとスピーカーを搭載し、Googleアシスタントの応答や通話が可能

 訪日外国人が増加し、街で質問されることもしばしば。しかし発音が悪いのかうまく通じずに、もどかしい思いをしたことはありませんか。道を尋ねられたときスマートフォンを取り出さずに、手元のスピーカー内蔵スマートウォッチでサッと翻訳できたら便利ですよね。

 Wear OS by Googleに対応したスピーカー内蔵「フォッシル第5世代スマートウォッチ」なら、Googleアシスタントを使うことで、すぐに相手の言葉に翻訳して発音してくれます。

※この記事に使用した機器
・スマートフォン:シャープAQUOS sense2 SH-M08(Android 9、Wear OS by Google アプリのバージョン:2.28.0.270002478.gms)
・スマートウォッチ:Fossil CARLYLE HR 0130(Wear OS by Google 2.9)

●スマートウォッチ版の「翻訳」アプリは読み上げ非対応

 スマートフォンの「Google翻訳」アプリを使うと、指定した言語に翻訳して読み上げてくれます。しかし、スマートウォッチの「翻訳」アプリは、読み上げに対応していません(2019年10月28日現在)。

スマホの「Google翻訳」はマイクに話しかけるとすぐに翻訳し、音声で読み上げてくれる。会話の同時通訳もできて便利

スマートウォッチの「翻訳」アプリは、マイク入力による音声翻訳はできるものの、読み上げには非対応

通訳はGoogleアシスタントにおまかせ

 でも大丈夫。Googleアシスタントを使えば、スマートウォッチでも簡単に音声翻訳ができます。例えば、英語に翻訳するには、Googleアシスタントを起動して、「~を英語で」と話しかけるだけです。

電源ボタンを長押しするか、「OK,Google」でGoogleアシスタントを起動

「“この電車は新宿にはとまりません”を英語で」と話しかけると、英語に翻訳されると同時に、英語で発音が再生される

 屋外では相手が聞き取りやすいように、音量を上げておくといいでしょう。

画面を上から下にスワイプして「設定」を開き、「音声」―「メディアの音量」でボリュームを変更する;

 もちろん、多言語に対応。言語を選ぶ必要もなく、「翻訳」アプリよりもすばやく簡単に使えるので、海外旅行時のちょっとした会話にも重宝します。

「“トイレは3階です”をフランス語で」と話しかけると、フランス語に翻訳して読み上げてくれる


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