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Snapdragon Wear 3100によりバッテリー性能が格段に向上

超軽量「フォッシル スポーツ スマートウォッチ」最新Snapdragon Wear 3100搭載をレビュー

2019年03月04日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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バッテリーセーバーは残量9%から

Snapdragon Wear 3100によりバッテリー性能が格段に向上

 ほかの第4世代モデルと大きく違うのは、プロセッサーに「Snapdragon Wear 3100を搭載」していること。Snapdragon Wear 3100には「Traditional Watch Mode」が追加されおり、超低電力のままウォッチフェイスだけを表示する機能。

 実際、試しにバッテリーが切れるまで使ってみようと思ったが、バッテリー残量が少なくなるバッテリーセーバーになると「Traditional Watch Mode」で移行しているようで、1日以上たってもバッテリー残量が0にならないほど。スペックでは1度の充電でタッチスクリーンを使う状態では約1日、省電力モードでは最長約3日間の表示が可能となっている。

バッテリーセーバーがオンの状態の表示

アンビエントモードでの表示にもカラーが使われておりみやすい

 ちなみに以前のモデルまでは、バッテリー消費を抑えるアンビエントモードでの表示がモノクロだったが、Snapdragon Wear 3100により16色のカラーでも表示できるようになっている。秒針などに色を持たせることができるので視認しやすい。

 全体的なバッテリー消費も見なおされており、装着して通知の確認と定期的な心拍数計測程度での使用なら、24時間経過してやっとバッテリーセーバーの状態になるほど。充電時間も短くなっており、9%以下のバッテリーセーバーになった状態から15分間の充電で約31%までチャージされていた。フル充電までは1時間ほどなので、シャワーを浴びている間など、ウォッチを外さざるを得ないタイミングの時にチャージャーへセットしておけば、ほぼバッテリー切れへの心配はしないで済みそうだ。

充電は専用ケーブルを使用する

どれくらい充電されているか赤いゲージで表示されるのでわかりやすい

 充電は第4世代のフォッシル系スマートウォッチと同じで、充電用ケーブルは互換性がある。マグネットで本体背面に貼り付け充電する。時計側の接点は心拍センサーの周りにある二重ラインの部分。ケーブル側の端子がどこに当たっても充電されるので、ケーブルの取り回しに融通が効くのも便利だ。

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