鍵や財布などをなくして、家中を探し回った経験は誰でもあるだろう。それも、出かける前などの慌ただしいタイミングになって初めて気づくことが多いから厄介だ。そんな悩みを解決してくれるのが、探し物を「音」で見つけられる「Tile(タイル)」シリーズ。Bluetooth対応でスマホアプリのボタンを押すだけでTileが鳴ってくれるので、なくしやすいものに取り付けておけば、あちこちと探す手間が省ける。
今回は、都内に住む斎藤さん一家の自宅で、「Tile Pro(タイル プロ)」を試してもらった。小学校に通う子どもを抱え、朝は親子揃ってバタバタと探し物をすることが多いという。Tile Proを家の中でよく探し回るものにつけてもらい、利用シーンや使い勝手を聞いた。
性能が向上したTile Pro
今回紹介するTile Proは、キーホルダー並みのサイズ縦42.0×横42.0×厚さ6.5mmで、ストラップホールや両面テープを使えば、さまざまなアイテムに取り付けられる。
さらに、Tile Mate(電池交換版)と比べて性能がアップしている。スマホとTile Mate(電池交換版)の通信距離は最大45mだが、Tile Proの通信距離は理論値最大90m。遮蔽物に当たるようなドアや壁などを考慮すれば、実際に届く距離はそれよりも狭くなるが、探すことのできるエリアがグンと広がったといえる。また、音量もTile Mate(電池交換版)よりもさらに大きくなっているので、部屋の片隅に置いてある場合でも見つけやすい。