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ゲーミングノートに薄さ&軽さの時代が到来!

ALIENWARE史上最薄&最軽量の15.6型ゲーミングノートPCをチェック (1/2)

2019年02月28日 11時00分更新

文● ハイサイ比嘉 編集●八尋/ASCII

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デルの15.6型ゲーミングノート「ALIENWARE m15」

 デルの「ALIENWARE m15」は、ALIENWARE史上最薄&最軽量をうたう15.6型ゲーミングノートパソコンだ。

 ALIENWAREシリーズは、パフォーマンス・新規性・デザイン・クオリティーを重視しており、ALIENWARE m15では、さらに「thin&light」(薄さ&軽さ)も全面的に打ち出し始めた点がポイントとなっている。

 ハードウェア仕様は、CPUとして第8世代Core i7-8750Hを採用(最上位モデルはCorei i9-8950H)しており、メモリーは最大32GB。GPUは、GeForce GTX 1060/GTX 1070 Max-Q/RTX 2060/RTX 2070 Max-Q/RTX 2080 Max-Qモデルが選択可能。ゲーミングノートとしては、申し分ないスペックといえるだろう。

 あらたな特徴としているサイズ・重量は、およそ幅363×奥行275×高さ17.9(最厚部21mm)で、約2.13kg(公称値)。15.6型ノートとしては一般的ながら、先述したスペックを考えると、このサイズ・重量は十分魅力的なはずだ。

軽さ・薄さに加えて、シックなイメージを追求したALIENWARE m15

 ALIENWARE m15は、天板・パームレスト部・底面に軽量かつ熱伝導性の高いマグネシウム合金を採用することで、堅牢性と軽量化を両立している。

 eスポーツのプロ選手には、試合ギリギリまで練習するために、持ち運びやすさを考慮してALIENWARE 13を利用する例があるようで、ALIENWARE m15の軽量化は、そういったプロに応えたものといえるだろう。

 またALIENWARE m15の性能であれば、高解像度の画像・動画編集、3D CGでも難なくこなせるため、ビジネス用のプレゼンやセミナー、勉強会などのデモに利用しやすい。とりわけ、4K UHD(3840×2160ドット)ディスプレーであれば色域がsRGB比100%となっているうえ、普段利用している作業環境をいつでも出先に持ち込めるというメリットは大きいはずだ。

 このほか、最近では機械学習(ディープラーニング)の勉強・実験用の環境としてALIENWAREシリーズを選ぶという例も少なくなく、ALIENWARE m15の性能と重量であれば、通学・通勤に持ち運べる開発環境としても利用可能だろう。

 ALIENWARE m15の本体色はエピックシルバーとネビュラレッドが用意されている(今回の試用機はネビュラレッド)。ネビュラレッドは、マットな色合いの“赤”で非常に落ち着いており、好印象を持つ方は多いだろう。実機は撮影写真以上にシックなイメージとなっており、このカラーリングなら持ち歩いてみてたいという方もいるはずだ。エピックシルバーは、黒ベースということで、さらに全体的な統一感を追求したものとなっている。

ネビュラレッドは、マットな色合いの“赤”で非常に落ち着いている。実機は撮影写真以上にシックなイメージ

 なお、ネビュラレッドを選択できるのは、フルHD(144Hz)モデルのみとなっている。4K UHD(3840×2160ドット)モデルは、エピックシルバーのみ(2019年2月16日現在)なので、購入したいスペックと合わせて検討するといいだろう。

 ALIENWAREシリーズでおなじみ、筐体のさまざまな箇所をLEDを光らせる「AlienFX」ライティングテクノロジーは、ALIENWARE m15でも健在。ALIENWARE m15では、電源ボタンと天板のALIENWAREロゴ、キーボードなどを輝かせることが可能だ。それぞれ異なる色の光に設定することで、個性的なカラーに仕上げられる。

 底面部のデザインは非常にシンプルで、外気をを取り込む吸気口が配置されている。ALIENWARE m15は、この吸気口から取り込んだ空気を背面部と側面の通気口から排気するデュアル ファンデザインを採用している。ゲームを長時間動作させていても、底面側と机が熱くなる現象を低減できるよう配慮されているというわけだ。

底面部のデザインは非常にシンプル。ヒンジ近くに(写真上側)外気をを取り込む吸気口が配置されている

ALIENWARE史上初の狭額縁ディスプレー採用!! より迫力あるゲーム映像を楽しめるのだ!

 ALIENWARE m15は、ALIENWARE史上初のスリムベゼル(狭額縁)の液晶ディスプレーを採用している点もポイントだ。画面表示領域が一段と広くなったおかげで、没入感の高い鮮明な映像を楽しみやすくなっている。

ALIENWARE m15は、ALIENWARE史上初のスリムベゼル(狭額縁)の液晶ディスプレーを採用。フルHD(1920×1080ドット) IPS液晶と4K UHD(3840×2160ドット)IPS液晶のどちらかを選択できる

 またこの液晶ディスプレーについては、フルHD(1920×1080ドット) IPS液晶と4K UHD(3840×2160ドット)IPS液晶のどちらかを選択できるようになっている。

 フルHD(1920×1080ドット) IPS液晶の場合は、ゲーム用途が強く意識されており、リフレッシュレート60Hz/144Hzの2種類のどちらかを選べる点を覚えておくといい。144Hzのディスプレーを選択すれば、描画フレームレートが重要なFPSのようなゲームでも、滑らかな映像でプレイしやすくなるのだ。ちなみに色域は、60Hz/144HzのどちらでもsRGB比72%だ。

 4K UHD(3840×2160ドット)IPS液晶の場合は、リフレッシュレート60Hzではあるものの、色域がsRGB比100%となっている。ゲーム用途だけでなく、高解像度の静止画・動画編集も行ないたいユーザー向けといえるだろう。

デル株式会社

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