■ファーウェイ端末は今後も売れ続けるのか?
今年もいよいよ春商戦、進学や就職をきっかけにスマホの需要が高まる季節がやってきます。その中でファーウェイ端末は今後も売れ続けるのでしょうか。
BCNの調査では、ファーウェイは2018年の国内Androidスマホ市場でソニーモバイルを抜き、シャープに次ぐ2位にランクインしています。米中摩擦の報道が急増した2018年末も、国内ではファーウェイの売上が目に見えて下がるような事態は起きていません。
2018年後半はOPPOに勢いがありましたが、ライバルだったASUSはスマホ事業を縮小する傾向にあります。こうした背景から、ファーウェイと同じ土俵でコスパ勝負を挑むメーカーはなかなか現れないのが現状といえます。
2019年の動向としては、大手キャリアがファーウェイ製品を採用するかどうかが引き続き鍵になるでしょう。1月に入ってソフトバンクは「HUAWEI Mate 20 Pro」を、KDDIはファーウェイ製ルーターの新製品を発表しており、各キャリアの動向が注目されます。
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