シャープのAIoTと融合で世界を変える
dynabookの第1号機となるJ-3100SSが登場した1989年は、平成元年。それから30年経過した2019年は、平成が終わり、新たな年号へと変わる節目。そのタイミングに、シャープ傘下のDynabook株式会社として、新たなスタートを切ったことは実に感慨深い。
「30年にわたって、人に寄り添う、真のパーソナルなコンピューターを追求し、世界初、世界一の製品を送り出してきた。時代の進化にあわせて、独自の技術で、薄型、軽量、安心、快適を牽引し、ユーザーが求めるニーズを商品化したのがdynabookである」と、覚道社長兼CEO。
「いつでも、どこでも、必要なときに、誰もが使えるPCの具現化」は、30年を経過したいまも変わらないといえるだろう。
そして「これからも、これらの強みをさらに進化させ、シャープのAIoTのコンセプトとの融合によって、PCの領域を超えた広義のコンピューティングとサービス、AIoTを通じて世界を変える」と続ける。
一時は、事業の行方が混とんとした時期もあった。だが、シャープ傘下となったことで、課題は解消された。これからの30年も、dynabookは進化の道を歩み続けることになるだろう。その道筋がしっかりと作られたことを、改めて強調した30周年記念モデルの発表だったといえる。
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