働き方改革に最も適したデバイス
製品発表会見では、日本マイクロソフトの平野拓也社長と、インテルの鈴木国正社長がゲストで登壇。
日本マイクロソフトの平野社長は「社会人になって初めて使ったPCがdynabook」とし、「MS-DOSをベースにした初代のdynabookから、協業関係を深めて、すべてのデスクと、すべての家庭に1台のPCの実現という、ビル・ゲイツが掲げた最初のミッションの達成に向けて、二人三脚で取り組んできた。その後、様々なイノベーションに両社で貢献してきている」と振り返る。
「dynabook Gシリーズは30年の経験が集約され、軽量、バッテリー駆動時間、拡張性、堅牢性、セキュリティーを兼ね備え、バランスが取れたデバイスである。日本の働き方改革にも最も適したデバイスである」と発言。
インテルの鈴木国正社長は「ノートPCの先駆者であり、業界を牽引してきたdynabookの30周年記念モデルの発表は、将来振り返ったときに、個人的にも印象に残るものになるだろう。そして、この会社にはバリューチェーン全体において、歴史的な経験が裏打ちされたアセットがある。
Dynabookというブランドが継続しているのは、個人ユーザー、企業ユーザー、業界の人たちのリスペクトがあるからだろう」などと、これまでの取り組みを評価してみせた。
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