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迫るラグビーワールドカップ2019 日本に何を残すのか

2019年01月21日 06時00分更新

文● 末岡洋子 編集● ガチ鈴木 /ASCII編集部 写真● 曽根田元

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――組織委員会ではどのような活動をしているのでしょうか?

本田 ラグビーW杯を開催するために作った会社なので、大会を開催するというのが重要な活動です。そのための計画をし、実行し、最後に取りまとめるというのが我々の仕事内容です。

 一般の会社でいうなら、チケットを企画して販売する「営業」、イベントの運営や競技運営などの「オペレーション(運営)」の2つが中核的な事業となります。

 オペレーションをさらに細分すると、スタジアム運営業務の中にはメディア対応などがありますし、競技運営も試合のマネジメント、メディカル、ドーピングコントロール、レフリーを指す”マッチオフィシャル”などの分野があります。イベント運営では、スタジアムの敷地内でのイベントのマネジメント、シティオペレーションなどがあります。

 今回のW杯は19の自治体が参加して12の都市で開催されますが、これらの開催自治体と協力して、シャトルバスを出すなどの街中の交通整備や警備をやってもらうことも含まれます。また、ラグビーW杯は(企業名を出さない)”クリーンスタジアム”がルールなので、スタジアムにある企業のロゴをマスキングし、ラグビーW杯のスポンサーブランドを上から貼るなどの作業もあります。

ラグビーワールドカップ2015

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