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組織の再編・新設を主に三つの計画が施行された

東芝、「東芝Nextプラン」実行に向け運営見直し、原子力事業と水力・火力事業を統合

2019年01月11日 13時20分更新

文● 南木義隆

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 東芝は1月10日、2018年公表した基礎収益力強化の4つの改革と成長分野への集中投資を二本柱とする「東芝Nextプラン」に向けて、組織体制を見直すと発表した。

「東芝Nextプラン」が本格始動

 新規事業推進室を設置し、社内の技術資産と社外の力を活用する機能を強化する。2019年度から5年間でおよそ100憶の投資も進めるという。

 各分社会社の事業部再編も実施する。東芝エネルギーシステムズは原子力事業部と火力・水力事業部を統合。また、デジタル関連でビジネスを加速させるため、各事業部から人材を集めて「DXビジネスデザインプロジェクトチーム」を新設した。東芝グループとして、実世界でデータを集めて分析、活用しやすい情報や知識をフィードバックして付加価値をつくる「サイバー・フィジカル・システム(CSP)企業」を目指すとのこと。

 そのほか、東芝インフラシステムズ、東芝デバイス&ストレージ、東芝デジタルソリューションズで、それぞれ事業部を統合する。

 さらに、部品材料事業統括部は廃止。担当事業はグループ内の関連性の高い部門へ移管する。

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