●2019年、Pixelシリーズの飛躍に期待
ほかにもAndroidでは、ファーウェイを追ってスマホを連続投入するOPPO、ハイエンドコンパクトも発表して完全復活した感のあるシャープ、ゲーミングスマホで独自のポジションを確保しつつあるASUSが印象に残りました。
その中で、最近筆者がメイン回線のSIMカードを入れて使っているのがグーグルの「Pixel 3」です。第一印象では大きな魅力を感じなかったものの、カメラの出来が良く、「夜景モード」はイルミネーションの撮影などに大活躍しています。
Android端末としては珍しいコンパクトなボディが持ちやすく、日本版はおサイフケータイにも対応。ファブリック素材の純正ケースの質感も良く、日常的な使い勝手に優れている点が気に入っています。
ただし、ハードウェアに関しては不満だらけです。Pixel 3の画面上下のベゼルや、Pixel 3 XLの巨大なノッチは大きく見た目の印象を下げています。電源ボタンの位置が高すぎることや、ダブルクリックによるカメラ起動も使いにくく、指紋センサーが背面で顔認証ができない点も、次のモデルで改善してほしいところです。
2018年、Pixelシリーズは国内大手2キャリアに採用され、日本市場への上陸を果たすという快挙を成し遂げました。特にソフトバンクはPepperを起用した本気の広告展開をしており、知名度を大きく高めています。2019年に大きな飛躍を期待できるのがPixelシリーズではないでしょうか。
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