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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第463回

「テング ビーフステーキジャーキー」でトライ

巨大なビーフジャーキー 煮るとどうなるのか

2018年12月20日 21時00分更新

文● ナベコ

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あまりに大きいので煮てみた

 ここまで大きいので、これがジャーキーになる前のステーキの状態に戻ってくれたらなあ、という願望がわいてきました。

 例えば、煮ることで水分が戻ったら柔らかくなるのではないのでは、と仮説を立てました。正直、ビーフジャーキーをずっと食べていたら顎が疲れてきた、というのもありフライパンにお湯をはって試してみました。

フライパンにお湯をはってみました(鍋だとこのサイズが入るものがなかったので)。

ぐつぐつ。

 煮ている最中、おどろくほどの良い香りが立ちました。しょうゆと牛肉を煮詰めた、しぐれ煮とか、すき焼きとか、そういった食欲を駆り立てる香りです。

 幸福な家庭の香りです。たまらない!

 テングのビーフジャーキーってしょうゆの味付けなんですよね。日本人の味覚にぴったりのはずです。

煮ること8分くらい。牛のしぐれ煮のようないい香りです。心なしかジャーキーが水分を含んでふっくらしてきたように見えます。

フライパンのお湯がとんだので、このくらいで。なんと、ジャーキーがくったりしているじゃないですか。

 10分近く煮てみました。箸で取るとくったりしなっていましたよ。けっこう柔らかくなったのかもしれません。身の厚みも少しだけふっくらしたように見えます。

見た目はまるでステーキのよう。薄いですが。さて、柔らかくなっているのでしょうか?

 お皿によそうと、まるでステーキのようです。ただし、カットする時、包丁ではかたくて切れませんでした。結局ハサミで切ったわけですが……。

 さて、煮込んだビーフジャーキーはステーキ肉のようになっているのでしょうか?

 期待をこめて食べてみました!

 ……ん。ちょっとだけ柔らかくなっている。けど、あんまり変わらない。

 いえ、効果がなかった、というわけではありません。ほんの少しだけ柔らかくなって、先ほどよろい少ない咀嚼で食べられるようになりました。それでも、ギュッギュッとした詰まったようなかたさは健在で、煮る前のビーフジャーキーと大きく印象の差が出るわけではありませんでした。

 煮る時間が少なかったのでしょうか。もしかしたら、水に一晩漬け込むとか、干しシイタケを戻すような根気が必要だったのかもしれません。んーーー!

●ビーフジャーキーを煮た結果
……10分程度だと、味、かたさがそこまで変わらなかった

 中途半端な結果になってしまいましたが「テング ビーフステーキジャーキー」は煮ても変わらぬおいしさでした。もし、かたさが気になるという人は、煮るとほんのちょっとだけ柔らかくなりますよ。

いずれにせよ、お酒が進むのでオーライ。

 さて、ともあれお酒が進むビーフジャーキー。今回紹介した、200gの「テング ビーフステーキジャーキー メガサイズ」は数量限定。量販店などで売られているので、見かけたらパーティーの景品などに検討してはいかがでしょう。インパクトあるし、腹も膨れるし、お酒は進むし、いいことだらけ。私も、年末年始の酒のアテはビーフジャーキーで満足できそうです。


「テング ビーフステーキジャーキー メガサイズ」
・鈴商
・12月上旬から輸入食品取扱店や量販店で数量限定販売
・実売価格3000円前後

■関連サイト



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書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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