オリジナルキャラを立ち上げるも
微妙に不発のまま
一方、Meituのキャラクターマスコット「Meitu Family」を生み出しキャラクターグッズ展開もしています。以前はキャラクターのフィギュアもありましたが、現在は取り扱いはないようです。今年になって新しいキャラクターを2つ追加し、キャラクタービジネスの新たな展開も目指しました。
しかし、Meitu全体としてはこのMeitu Familyを使うよりも、端末でコラボした日本のアニメキャラに頼る販売戦略を強めており、新キャラクターの投入は「打開策をなにかしら見つけたい」と考えた上での苦肉の策だったように思えます。
それは新キャラクターをあしらったiPhone 8用ケースを出していることからもわかります。Meituのスマートフォンを使ってくれなくても、せめてキャラクターを愛してほしい、そう願ってあえてライバルであるiPhoneのケースを販売しているのですが、新キャラクターそのものが認知されていない状況ではケースの売れ行きもしれていたでしょう。
Meituは他にも女性向けデザインのBluetoothシャッターリモコンやセルフィーライトなども販売中。さらには肌の健康状態を測定する肌チェック機という、美顔アプリメーカーらしい製品も出しています。シャオミのスマートフォン拡販戦略のためには、Meituブランドのスマートフォンだけではなくこれらのアクセサリーや周辺機器も女性向けに展開すべきでしょう。
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