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フェイスブック、バグが原因で680万人の未公開写真がだだ漏れ

Martin Giles

2018年12月17日 16時03分更新

記事提供:MIT Technology Review

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フェイスブックは、ソフトウェアの不具合が原因で、フェイスブックにアップロードしたものの、タイムラインに未投稿であった画像に、膨大な数のサードパーティ製アプリがアクセスができる状態になっていたと発表した。影響は最大680万人のユーザーに及ぶという。

今回の不具合による流出の対象となっているのは、ユーザーが9月13日〜25日までの間にアップロードしたものの、タイムラインに投稿しなかった画像だ。フェイスブックは、最大1500本の外部アプリがこれらの画像にアクセスしていた可能性があるとしながらも、まだそれらのアプリの名前を一切公表していない。

フェイスブックは、被害を受けた可能性のあるユーザーに対しフェイスブック上で通知し、ヘルプセンターに直接誘導して、バグの影響を受ける外部アプリを使っていたかどうかを確認できるようにするとしている。さらに、フェイスブック上の写真を共有したことのあるアプリにログインして、そのアプリがどの画像にアクセスしたかを確認してもらえば、フェイスブックと開発業者が協力して、流出した写真を削除していくつもりだと述べている。

フェイスブックは、今回の不祥事は、外部アプリと写真を共有させるソフトウェアの不具合が原因であるとしている。通常であれば、フェイスブックは、ユーザーがタイムラインに投稿した写真に対してのみ、外部アプリからのアクセスを許可している。しかし、今回の欠陥により、アップロードされたものの未共有の写真が外部からアクセスできる状態になっていた。

プライバシーの取扱いに関する新たな惨事には、多くの疑問が投げかけられている。今回の不祥事の原因が、2018年に入ってケンブリッジ・アナリティカを巡るスキャンダルを引き起こした原因と全く同じ類の問題であるとすれば、なぜフェイスブックは、外部のアプリとデータを共有するソフトウェアにもっと注意を払わなかったのだろうか? なぜフェイスブックは、今回の不祥事を2カ月以上もユーザーに知らせなかったのだろうか? そして、延々と繰り返される一連の個人情報に関する大惨事が、最終的に同社のトップ交代へと発展するのに一体どれだけの時間が必要なのだろうか?

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