MSIのゲーミングPCと液晶の市場動向と今後の施策が明らかに
ゲーミングディスプレーでは
湾曲ディスプレーの需要が急増
次に、ゲーミングディスプレーだが、2017年から2018年の1年間で、リフレッシュレートが100Hz以上のゲーミングディスプレー市場は60%成長している。その中で、画面がカーブを描いている湾曲ゲーミングディスプレーは115%という急成長を示しており、ゲーミングディスプレー全体の55%を占めるようになった。
2018年上半期のゲーミングディスプレー市場は、国別では中国が1位、ドイツが2位、アメリカが3位となっている。中国では半数以上が湾曲ディスプレーだ。メーカー別では、1位がAcer、2位がAOC、3位がBenQで、MSIは7位だが、そのほとんどが湾曲ディスプレーとなる。
MSIの湾曲ディスプレーは、Samsung製パネルを採用しており、日本やアメリカ、カナダなどではMSIがシェア1位を獲得している。MSIのゲーミングディスプレーは、OptixシリーズとOculuxシリーズに大別でき、前者はAMD FreeSyncに対応する。