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Windows情報局ななふぉ出張所 第131回

実際に使い比べてメリットがわかった:

新MacBook Airを買う理由 MacBook、MacBook Proと比較

2018年11月21日 09時00分更新

文● 山口健太

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■MacBook Airのメリットは3つ

 ではMacBook Airを選びたいケースがないかというと、そうではありません。むしろMacBook Airのほうが確実に良いと思えるポイントがありました。

 まず、パームレストに手を置いたときの安心感では、MacBook ProよりもMacBook Airのほうが上です。MacBook Proはパームレストの手前が直角にとがっているのに対し、MacBook Airは本体手前が薄くなる「くさび形」デザインを採用しているためです。

MacBook Air(上)はくさび形デザインでパームレストが使いやすい

 キーボードの打ち心地も違います。

 MacBook Airのキーボードは2018年のMacBook Proと同じ「第3世代バタフライキーボード」ですが、MacBook Airのほうが打ち心地が優しく、まるで本体内部で衝撃を吸収してくれるような感触があります。

同じ「第3世代バタフライキーボード」でも微妙に打鍵感が異なる

 最後に、バッテリー駆動時間の長さがあります。

 これまでMacBookを長時間使うときは画面の輝度を落とし、場合によってはWi-Fiも切断するなどの工夫をしてきましたが、新MacBook Airは何も考えずに2時間ほど使っても残量が85%以上残っており、頼もしい存在です。

 まとめると、新MacBook Airはモバイル重視の12型MacBook、パワー重視のMacBook Proの間に飛び込んでおり、独自のメリットもあります。悩ましい選択肢が増えたことで、MacBook選びはますます難しくなったといえます。

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