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Windows情報局ななふぉ出張所 第131回

実際に使い比べてメリットがわかった:

新MacBook Airを買う理由 MacBook、MacBook Proと比較

2018年11月21日 09時00分更新

文● 山口健太

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■性能ではMacBook Proに譲る

 次に性能の点で、MacBook Airはスペックから受ける印象を上回っています。

 Coreプロセッサーとして非力なイメージのあった「Yシリーズ」ですが、第7世代以降は性能が大きく向上しており、2017年モデルの12型MacBookでは実用性が大きく向上しました。

 ただし12型MacBookはファンレスだったため、作業をしながらクラウドと同期するようなマルチタスク利用をすると本体が熱をもち、サーマルスロットリングにより性能が落ちていました。その点、今回のMacBook Airは冷却ファンの搭載により、高性能を維持できる時間が確実に長くなっています。

 一方、2018年のMacBook Proは13型でもCPUが4コアになり、性能が大きく向上しています。たとえば多数の写真を扱うとき、アップル純正の写真アプリならMacBook Airでも十分に使えますが、Adobe Lightroom CCに読み込ませる場合はMacBook Proのほうが明らかに快適です。

 このように、新MacBook Airに「モバイルとパワーの両立」を期待しすぎると、実際にはどちらも中途半端に感じるかもしれません。サイズが似ていることを考えると、価格が許せばMacBook Proのほうが優れているように思えます。

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