このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

組みたい自作PC構成まるわかり!! 第31回

【今月の自作PCレシピ】最新CPU&GPUと同額の予算で組むゲーミングPC

2018年11月23日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

コスパ優秀なRyzen 5で組むゲーミングPC

 今回は、「Core i9-9900K」と「GeForce RTX 2070」の購入金額と同じ予算(約15万円前後)で組む、コスとパフォーマンスに優れたゲーミングPCの自作レシピを紹介しよう。パーツ構成を考えてくれたのは、TSUKUMO eX.の紅谷さん。なにも最新のハイエンド製品を選ばなくても、それに近い性能のPCが作れるというのを教えてくれた。

注目度が非常に高く、ショップスタッフに相談するひとが多いというシリーズ最新作の「Fallout 76」。オンライン専用ゲームとなって、11月15日に発売だ

中央通りで一際目立つ黒いビルが、TSUKUMO eX.だ。地下1階のRazer専門フロアーから6階のPCケース、PC一式見積もりフロアーまで、PC関連がひと通りそろっている

英語ペラペラで海外PC情報にも精通している6階スタッフの紅谷さん。機能やコスパなど、要望にあった旬なパーツを提案してくれる

コスパ良いRyzen 5とGTX 1070 Tiをチョイス

 CPUには、優秀なコスパで人気のある6コアCPU「Core i5-8600K」と比べて、ゲーミング性能は一歩譲るものの、シチュエーション次第では上回ることがある6コア12スレッドの「Ryzen 5 2600X」をチョイスしている。価格も5000円近く安価なので、コスパ重視のマシン構成では、最優の選択肢と言えるだろう。

紅谷さんが選んだOS別で約16万4000円のゲーミングマシン構成。ビデオカードは諸事情で、ZOTACのGeForce GTX 1070 Tiにアップグレードしている

「Core i9-9900K」と「GeForce RTX 2070」の購入金額と同じ予算で組む約16万4000円のゲーミングマシン構成
CPU AMD「Ryzen 5 2600X」(6コア/12スレッド、定格3.6GHz、最大4.2GHz、TDP95W) 2万5980円
マザーボード MSI「B450 TOMAHAWK」
(Socket AM4、B450、ATX)
1万3680円
メモリー Crucial「W4U2666BMS-8G」
(DDR4-2666、8GB×2枚)
1万7980円
SSD Samsung「970 EVO 500GB(MZ-V7E500B/IT)」
(500GB、NVMe M.2)
1万8333円
光学ドライブ   なし
ビデオカード ZOTAC「GeForce GTX 1070 Ti Mini(ZT-P10710G-10P)」
(GeForce GTX 1070 Ti、GDDR5 8GB)
5万4980円
PCケース Fractal Design「Meshify C-TG(FD-CA-MESH-C-BKO-TG-TGL)」(ATX) 9980円
電源ユニット SilverStone「SST-ST75F-GS-V2」
(80PLUS GOLD 750W、ATX)
8980円
ファン Fractal Design「Dynamic X2 GP-12(FD-FAN-DYN-X2-GP12-BK)」(120mmファン) 1980円
小計(税抜)   15万1893円
消費税(8%)   1万2151円
総額(税込)   16万4044円

※価格は11月7日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中