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ケータイとして復活の「INFOBAR」 11月の発売を前にレポ

2018年10月13日 15時00分更新

文● オカモト/ASCII編集部

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 初代モデルから15周年を記念して登場した新型INFOBARの「INFOBAR xv」(11月下旬発売予定)。スマートフォンではなく、あえてケータイで復活したINFOBAR xvについて、メディア向けのau秋冬モデル体験会で動作機を試せたので、写真中心にレポートする。

待望の実際に動作するINFOBAR xvをチェック!

 まず手にした第一印象だが、「軽い!」というもの(約114g)。もはやケータイ時代の記憶は薄れつつあるが、片手でも操作しやすいという感覚。強度が気になったキー周りがフレームレスになっている点も、しっかりとした造りに感じた。

背面は写真で見るほど、強い光沢感は無い

まずはおなじみNISHIKIGOIのカラバリから

ディスプレーが大きくなっただけに、テンキーは縦方向がやや短いが押しやすさには問題を感じない。側面にはINFOBARの文字

 3.1型WVGAという画面サイズはオリジナルの「INFOBAR」「INFOBAR 2」と比べるとかなり大きいが、デザイン的にうまくバランスが取られているほか、小型パネルの調達に苦心したとのことで、気になっていた液晶の画質も十分に高い。スマホに慣れた層にも違和感は無いはず。ワンセグやおサイフケータイは今回省略されたので、昔のケータイほどの高性能さではないが、FMラジオは搭載されている。卓上ホルダーとの組み合わせて利用するのはおもしろそうだ。

若干不安だった液晶の品質も問題なし。予測変換もイマドキの日本語変換なのでなかなか強力

 注目の端末価格は5万円台を予定。この値段への評価はなかなか難しいが、ハイエンドスマホよりはずっと安価であり、ファンアイテムの側面もあることを考えると魅力的に感じる人は多いはず。

続いてはCHERRY BERRY。テンキー部分のパープルの組み合わせが特に魅力的

基板がギリギリまで詰まっているためストラップホールを設置するのもなかなか難しかったとか。USB端子がType-Cではなく、microUSBなのも同様の理由とのこと

フレームレスのテンキーが確かにシンプルで、かつ美しい

最後はNASUKON。こちらは年齢層などを問わずに使いやすいカラバリだ

 月々の料金は、基本プランとして、国内通話定額の「カケホ」(税抜月2200円)、1回5分まで定額の「スーパーカケホ」(税抜月1200円)などから選択し、ISP料金(LTE NET、税抜月300円)とデータ定額を組み合わせる。データ定額は月0円からの「ダブル定額Z」が使えるので、月々の支払い額はINFOBAR xv側でデータ通信を使うかどうかで左右されそうだ。

こだわりの卓上ホルダーは縦横に回転するタイプ。時計やラジオ代わりにもなる

 INFOBARファンにとってはたまらない出来に仕上がっているのは間違いない本機、購入を予定している人は発売日を心待ちにしてほしい。

非売品を含む、オリジナルグッズも多数展示。卓上ホルダーを収納するため、パッケージは大きめになってしまったという

こだわりはSIMピンにまで。INFOBAR xvと同じ形状になっている

au「INFOBAR xv」の主なスペック
メーカー au Design project
(製造は京セラが担当)
ディスプレー 3.1型液晶
画面解像度 480×800ドット
サイズ 約48×138×14mm
重量 約114g
CPU Snapdragon 210 1.1GHz
(クアッドコア)
内蔵メモリー 1GB
内蔵ストレージ 8GB
外部ストレージ microSDHC(最大32GB)
無線LAN IEEE802.11n
カメラ画素数 リア:800万画素
バッテリー容量 1500mAh
FeliCa/NFC -/-
ワンセグ/フルセグ -/-
防水/防塵 -/-
生体認証
カラバリ NISHIKIGOI、NASUKON、
CHERRY BERRY
発売時期 11月下旬

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