世界シェア4位、アジア1位のスマートフォンメーカーのOPPOが、日本向けの新製品第2弾となるSIMフリースマートフォン「R15 Pro」と「R15 Neo」をリリースした。
発売日に先駆けての8月30日に、ASCII編集部はアスキースマホ総研のメンバーとともに、新製品を実際に触って試せる「OPPO最新スマホ 緊急読者体験会&レビュー会」を開催した。
OPPOが日本向けにこだわった新製品ということもあってか、平日夜という日程ながらも会場は満席。新製品に対する興味と熱気にあふれていた。
トークイベントでは、スマホ総研の面々が現在のスマホのトレンドとなっているデュアルカメラ、全画面+ノッチ、セルフィー、AIを紹介。そのうえで、すべてに対応したR15 ProとR15 Neoの魅力を紹介した。
プロダクトデザイナーのカリム・ラシッド氏が手がけたR15 Proのグラデーションカラーが美しいガラスパネルや、R15 Neoのダイヤモンドカットデザインにも参加者の注目が集まっていた。写真でデザインを知っていても、実際に目にするとその美しさはまったくの別もの。発売前の製品を、初めて目にする時ならではの光景だ。
メーカーからは、OPPO Japan株式会社のプロダクトマネージャーである中川裕也氏も登壇。体験会後の参加者のレビューに応える形でR15 ProとR15 Neoの魅力を紹介した。特におサイフケータイは日本市場へ本気で参入する意思表示として「初めての搭載という高いハードルがあるなか、日本の技術者と中国の深センで半年間かけて開発した」という。
防水性能も日本向けだからというだけでなく「ショップでのお客様の反応から、買い換えの理由が水没だという理由が多かった」こともあったようだ。
中川氏によると、OPPOのスマホをiPhoneしか使ったことのない女性に利用してもらったところ、まずカメラ画質の良さに驚かれるという。カメラは利用者が「こう撮れたらいいな」というイメージを重視した画質に調整しているほか、デュアルカメラによる背景ぼかしも被写体との距離によって効果が変わるので、ぜひ試してほしいとのこと。
OPPOを語らせたら右に出る日本人はいないと自他ともに認める、香港在住の携帯研究家・山根康宏氏もビデオレターで登場。2008年のケータイ、2011年のスマートフォン参入から、日本参入前のOPPOの名機や、リアル店舗重視で支持とシェアを伸ばすなどOPPOの人気の秘密を紹介。さらに、OPPOが海外で8月に発売したフラッグシップモデル「Find X」にも注目しており「今後日本でOPPOがどういった製品を出すのか考えると眠れない!」と熱く語った。