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理想の部屋はなかなか見つからないが、近づくことはできる

引っ越しを考える30代、PCの“優良物件”と思える12.5型ノートに惹かれる

2018年08月29日 11時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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「dynabook VZ82/F」

 突然だけれど、引っ越しを考えている。「ありゃ、東芝のノートパソコンの記事だと思ったんだけど、間違えたかな」と思うかもしれないが、東芝クライアントソリューションのノートパソコンの記事です。ご安心ください。

 とにかく引っ越しというのは、ああでもないこうでもないと考えているときが一番楽しいかもしれない。先日、家電量販店に行き、せっかく引っ越すなら洗濯機も替えようかな、いやいや現状のままで十分かな……などと夢想しながらふわふわ歩いていたところ、パソコン売り場にたどりついた。

 ずらりと並んでいるパソコンを見ているうちに、どうしていま、ノートパソコンを買わなければならないのか、という問いがふと出てきた。いや、買う必要がないとか、パソコンはいらないとか、そういうことがいいたいわけではない。

 とはいえ、誰もがスマートフォンを持っていて日常的に使っている時代、パソコンは一家に一台ないと困るという風潮はないかもしれない。逆にいうと、ノートパソコンを選ぶ基準はそのあたりにある。仕事で使うのか、ホビー用途で遊ぶのか。持ち歩くのか、省スペース性を求めるのか。

 ノートパソコン選びは引っ越しに似ている。予算や条件などを天秤にかけながら、その中でもよりよい1台(物件)を探したい。理想にぴったりのものはなかなか見つからないが、近づくことはできるはずだ。

 そういう考えをすると、多くの人に選択肢に入ってくるであろうマシンが東芝ダイレクトで販売中の「dynabook VZ82/F」。モバイルノートでもスペックは妥協したくない、メインマシンとしても使えるモデルがほしいという人にはオススメである。試用する機会に恵まれたので、使ってみた感想を書き記したい。

モバイルノートに求められる以上のスペックをもっている

12.5型にして、スペックが高いのがまず特徴

 パソコンは率直にいってしまえば、高いものを買おうと思えばいくらでも高くできる。部屋選びに似ていると思うのはその点。めちゃくちゃに高い家賃を払えば都心の駅近で新築で3LDKだぜ、みたいな物件もある。しかしながら、そこに住みたいかどうかとなるとまた別の話だし、そもそも予算的に不可能じゃないか、となる。

 話をノートパソコンに戻すと、モバイル性を追求したモデルで、ゲームもガンガン遊びたい、3Dモデルをどんどん動かしたい、というのはむずかしい話である。とはいえ、スペックも低い、ストレージ容量も少ないマシンでよいのか? といわれると悩ましい。単身者向けの物件であっても、きれいで、しかも収納スペースは多くしてほしいという要望があるでしょう。それと似ている。

 そんな流れで、まずはスペックの話から。dynabook VZ82/Fは、Core i7-8550U(1.8GHz)、16GBメモリー、1TB SSDを搭載。モバイルノートに求められる作業、書類作成や簡単な画像編集ならサクサクだ。とくにSSDによる、大きなファイルのコピーやOSの起動などが高速な点は、このマシンを魅力の1つ。新築で収納が充実した1LDKみたいな感じだ(伝わりにくいでしょうか)。

 また、ちょっとした動画作成もこなせるスペックである。モバイルノートで動画の編集をする機会はあまりないと思われがちだが、たとえばPowerPointのプレゼンテーションを動画にするように、資料の活用での動画作成などは意外にありえる話である。その場合、やはり基本スペックの高さとSSDの容量(動画ファイルそのものや、動画に使う画像ファイルは、作業を重ねていくとかなり容量を食う)はあるに越したことはない。

ストレージの速度を計測する「CrystalDiskMark」の結果。このサイズのモバイルノートとしてはかなり速い

 もちろんこれよりスペックが高いパソコンはあるのだが、サイズがおよそ幅299×奥行219×高さ15.4mmで、重さは約1099gというのが大事である。持ち運べるサイズ感と重量で、先述したスペックを保持している点を高く評価したい。

 薄くて軽いのはもちろんなのだが、SSDの容量が多いので、余計な外付けハードディスクなどがいらないという考え方もできる。いくらコンパクトでも記憶媒体を外付けしないといけない……となると、スマートさが犠牲になってしまう。dynabook VZ82/Fにそういう心配は少ない。こじつけではあるがこれも部屋探しと一緒で、収納スペースが充実していないと棚やら衣装ケースやらを置いて狭くなってしまう、みたいなことがない。

厚さは15.4mm。極薄ではないが、厚ぼったいと感じることはないはず

 ちなみに、物件選びでは耐震性や耐火性も気になる人がいるかもしれない……という流れはいささか強引かもしれないが、dynabook VZ82/Fはなかなか剛健だ。面加圧や落下、限界曲げ、ヒンジ開閉、キーボードトランポリン高加速寿命試験「HALT」など多くの試験を実施している。ドイツの認証機関TüVの耐久テストもクリアした堅牢さを持っている。

 持ち運びの際に安心できる、というだけではない。2 in 1のコンバーチブルなので、タブレットのように持ったり、テントのように折り曲げて使ったりするとなると、ヒンジがタフであるのは安心感につながるだろう。試験の詳細については製品ページをチェックしてもらえれば理解しやすいと思われる。

タブレットのように使うことを考えると、どうしてもヒンジは丈夫なものであってほしい。その点は合格

 ここまではスペックの話をしてきた。dynabook VZ82/Fは、たしかにすぐれたモバイルノートのように思える。では、筆者が実際に使ってみて気づいた話をしたい。住んでみたらここがよかった、みたいな話だ。

実際に使ってみて気づくUSB 3.0のありがたみ

 いきなりダメ出しというわけではないけれど、使ってみて、「うーん?」と思ってしまったのはディスプレー(12.5型、1920×1080ドット)だ。やはり、上下のベゼルが広いのが気にかかる。最初に見たときから気になってはいたけれど、その印象は変わらない。使っていて不便だとか、見にくくて困るというものではないが、もったいない気はする。変ないい方だけれど、せっかくだから広げてくれればよいのに、という感じ。

 ただ、ノングレア液晶なのは、個人の好みもあるだろうが、うれしい点である。映り込みが少なく、明るい場所でも作業しやすいため、モバイルノートの画面としては利点が多いと感じている。先述したようにタブレットモードで使う場合は画面を持つわけで、光沢がある(グレア)とタッチ操作で指紋がつくのが気になってしまう。なので、個人的にはノートはノングレア派だ。

ディスプレー上部にWindows Helloの顔認証に対応するカメラを内蔵する。そうはいっても、上下のベゼルはもう少し狭くてもよかったのでは、と思わなくはない

 一方、キーボードについてはなかなか好感を抱いた。dynabook VZ82/Fのキーピッチは19mmで、キーストロークは1.5mm。キートップに0.2mmのへこみがあり、底板もしっかりしており、たわんだり打ちこぼしたりすることはないと感じた。タイピング音も静かだ。

 キーの一部(スペースキーのある列、「変換」キーやControlキーなど)の横幅が気になったときもあるが、このあたりは慣れでどうにかなる範疇だと感じている。上を求める(こだわりだす)とキリがないキーボードの世界ではあるが、少なくともモバイルノートとしては合格レベルであると思う。

キーボードのストロークは1.5mm確保されている

 dynabook VZ82/FのインターフェースはUSB 3.1とThunderbolt 3端子が1基ずつ。USB 3.0端子があるので、本体右側にマウスを繋いでも、左側の端子でスマホに給電したり、外付けの周辺機器をつないだりできる。昨今の薄さ軽さをアピールするノートパソコンはともすればUSB Type-C端子だけだったりするので、これはうれしい点である。

筐体左側にThunderbolt 3端子とステレオミニジャック
右側にUSB 3.0端子と電源ボタン

 HDMI端子や有線LAN端子はないのかという不満を抱く人もいるかもしれないが、モバイル性を優先した結果であると考えれば(インターフェースを充実させればどうしても本体は分厚くなってしまうだろう)、USB 3.0を残してくれたのをうれしく感じる。なんとなく狭い日本の住宅事情と重ね合わせてしまった。洗濯機置き場が室内にあってうれしいみたいな……。繰り返しになるが、高いスペックと薄さ・軽さを両立したうえで、なおUSB 3.0端子があるのがありがたい。

 なお、dynabook VZ82/FにはUSB Type-Cアダプターが付属している。HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、USB 3.0端子、有線LAN端子をそなえている。仕事などで使うときには、やはり有線LANが必要だったり、外部に映像を出力したりすることもあるわけで、そういうときにはアダプターを使えばよい。

USB Type-Cアダプターで外部出力端子を増やせる

モバイル性とスペックの高さをかなそなえた“優良物件”だ

 引っ越しを経験した人なら、理想と現実のギャップに悩んだり、妥協したりすることがあるだろう。実際問題、なにもかもそろった物件はそうそうない。とはいえ、すべてがおなじ物件であるはずもない。さまざまに条件が異なる中で、自分に合った場所を選ぶことが大事である。

 ノートパソコン選びもそれに似ている。超薄型で最新のゲームがバリバリ動くマシンはそうそうないし、インターフェースを充実させて重量級の外見にすれば持ち歩くには不便になりがち。いかに自分の求める条件を満たしつつ、総合的に完成度の高いモデルを選ぶかが肝心だ。

 dynabook VZ82/Fは、モバイル性とスペックの高さをかなそなえた“優良物件”といえる。価格は東芝ダイレクトのRoom1048/東芝ID会員(無料)に登録すれば、4万5576円引きの18万4464円で購入可能。きわだって安いというわけではないかもしれないが、コスパは高い。

 モバイルとはいってもノートパソコンにはある程度のスペックは必要だと思っている人、メインマシンがほしいけどデスクトップを置くスペースはちょっとないかも……と考えている人などにとって、dynabook VZ82/Fは魅力的なマシンになるはずだ。激安ではないにしても、条件が揃っていて、長期間にわたって使える。そんなdynabook VZ82/Fのような物件も、見つかるとうれしいんですけどね……。

Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格16万2864円から!

 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook VZ82/Fの場合、東芝ダイレクトの直販価格は18万4680円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は16万2864円(8月28日現在)からとなっている。16GBメモリー、1TB SSD搭載モデルも4万5576円引きで18万4464円(8月28日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

試用機の主なスペック
機種名 dynabook VZ82/F
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD
ディスプレー 12.5型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子、Thunderbolt 3(USB Type-C)端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅299.0×奥行219.0×高さ15.4mm/約1099g
OS Windows 10 Home(64bit)

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