仮想通貨業界活性化に向けた5つの処方せんを示した:
SBI北尾社長の「仮想通貨再浮上のための五ヵ条」
2018年08月06日 09時00分更新
2019年3月期第1四半期決算について説明する、SBIホールディングスの北尾吉孝氏
このところ、仮想通貨の市場は停滞感が漂っている。
2017年12月にビットコインの価格は200万円を超えていたが、年明け以降下落傾向が続き、一時はピークの3分の1以下に落ち込んだ。
仮想通貨取引所の関係者の間では、「年単位で、しばらく停滞が続くのではないか」と悲観的な声も聞かれる。
そんな中、ネット証券の重鎮SBIホールディングス北尾吉孝氏は、2018年7月31日の決算説明会で「仮想通貨マーケットの再活性化への必要条件」を語った。
SBIは仮想通貨関連事業に力を入れている。仮想通貨取引所のSBIバーチャル・カレンシーズは7月17日に一般の新規口座開設の受付を開始しており、「圧倒的No.1」を目指すとしている。
北尾氏は決算説明会で「このマーケットは将来、40兆ドル(約4400兆円)になるという人もいる。ぼくも、これから10年でこの半分は行ってもいいんじゃないかと思う。どう考えても、これから仮想通貨がポシャる可能性はない」と、極めて強気の見通しを語った。
北尾氏が示す「活性化への処方せん」を詳しく見てみたい。
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