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キーボードの打鍵感のよさやインターフェースの豊富さ、性能以外で魅力が多い1台

確かな使い心地のよさ、使ってわかる東芝15.6型ノートPCの魅力

2018年07月24日 07時00分更新

文● 貝塚/ASCII 編集●八尋/ASCII

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「dynabook AZ35/G」

 「dynabook AZ35/G」は、東芝ダイレクトで販売中の15.6型ノートパソコンだ。ラインアップの中ではスタンダードノートに位置付けられ、第8世代インテルCoreプロセッサー(仕様によっては第7世代)を搭載するモデルとなる。前回は、外観を中心にまとめた。

 前回を総評すると、ノングレア仕様による作業性の高さや、ヘアライン加工を施した堅実なデザイン、目立たないようにうまく収めたバッテリーの使用感のよさが特徴的で、ビジネスの現場で使うには最適なノートだ。

キーボードの打鍵感も良好!

キーボードは19mmとキーピッチが広い。ストロークは1.5mmとほどほどに深め

 では、キーボードの打鍵感など、実際の使用感はどうだろう? 数日触ってみた感触をまとめてみよう。

 まず、キーボードのサイズは、コンパクトなフレームの中にきっちりと配置しており、パームレストの無駄な部分が少ない。モバイルサイズのノートでは省かれがちなテンキーも搭載しており、テンキーにこだわりがあるユーザーにも受け入れられるだろう。

 キーピッチは19mmと、ノートパソコンでは最大クラス。キーストロークも約1.5mmとほどほどに深く、余裕のある打鍵感につながっている。ストロークを意図的に浅くして、スイッチのような打鍵感と軽いタッチでの入力を実現しているタイプのキーボードとは異なり、薄型ながら打鍵感を追求しているタイプのキーボードだ。

 静音性は高く、強めに打ってもかちゃかちゃという音が気にならない。これは、キーのふらつきの少なさや剛性感など、ノートパソコンそのものの作りの良さを示す部分だ。

 反応もよく、打ち心地もいいキーボードだが、あえて要望をいえば、最厚部で23.8mmという筐体に、この方向性のキーボードを搭載するなら、あとほんのわずかでもストロークが深いと、より大きな満足感が得られるのではないだろうか。

トラックパッドは左右クリックと独立しているタイプ。反応が良く、使用感は良好

 トラックパッドは、パッドと左右クリックがそれぞれ独立しているタイプで、使用感は良好。近頃はトラックパッドをクリッカブルにして、スッキリとしてデザインに仕上げる場合も少なくないが、おそらくdynabook AZ35/Gの場合は、使い勝手を優先して独立式にしているのだろう。クリックへの反応もいいため、ここにもメーカーの真面目さが出ていると思う。

端子の豊富さがうれしい!

 ビジネスの現場で使うノートの場合、出力端子は多い方がベターだ。多くの場合、HDMIがあれば事足りるが、外出先や、取引先の会議室、カンファレンスルーム、貸しホールなどでは、レガシー端子が採用されている場合も多い。

 その点では、dynabook AZ35/Gは優秀だ。USB 3.0端子×4に加え、HDMI端子、D-sub 15ピン、有線LAN端子、マイク入力、ヘッドフォン出力、DVDスーパーマルチドライブまで搭載している。

本体左側にUSB 3.0端子×2、有線LAN端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子を配置

USB 3.0端子×2、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、SDカードスロット

 映像出力に関してはほとんど困らないと思われる。日常利用では、USB端子の豊富さと、DVDドライブの搭載が重宝するだろう。現代はクラウドストレージサービスが発達しているため、ローカルでデータをやりとりできなくても、困らない場合が多くなった。とはいえ、USBメモリーやCDでデータをやりとりする機会もゼロではない。使用頻度はともかく、いざというときにすぐに使えるというのは、大きな安心感につながる。

いざというときに助かるDVDスーパーマルチドライブ

 DVDスーパーマルチドライブは、ちょっとした時間に映画を観たり、音楽を聴いたりといったエンターテインメント用途にも活用できるのて、BYODで、dynabook AZ35/Gを自身のパソコンとして購入する場合でも、趣味にも活かせるはずだ。

手頃でしっかり使えるノートPC

 使用感や仕様についてまとめたが、しばらく使ってみて本気の良さだと感じるのは前回同様、「堅実さ」や「安心感」といった部分だ。

 見た目や使用感、出力端子の豊富さなど、いわゆる「派手なウリ」ではないのだが、ノートパソコンに必要な基本性能はしっかりとおさえてあり、老舗のパソコンメーカーらしく作り込んである。

 dynabook AZ35/Gの価格はCPUやストレージ容量、メモリー容量によって異なり、最下位モデルがCore i3/4GBメモリー/1TB HDDで、最上位モデルがCore i5/8GBメモリー/256GB SSDという構成だ。キャンペーンを利用すれば5万円台から購入できるお買い得さも魅力となっている。ビジネスパーソンのメインのノートパソコンとしてや、自宅での仕事用、学生のレポート用など、幅広い層にオススメできる完成度の高いノートパソコンだと思う。

 買いやすい手頃な価格で、ビジネスの現場でガシガシ使えるノートを探している人は、ぜひ公式通販サイトをチェックしてほしい。

Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格5万8104円から!

 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook AZ35/Gの場合、東芝ダイレクトの直販価格は13万1760円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は5万8104円(7月23日現在)からとなっている。Core i5、8GBメモリー、256GB SSD搭載モデルも7万1496円引きで8万5104円(7月23日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

試用機の主なスペック
機種名 dynabook AZ35/G
CPU Core i5-8250Uプロセッサー(1.60GHz、4コア/8スレッド)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620(CPU内蔵)
メモリー PC4-19200(DDR4-2400)対応SDRAM 8GB(8GB×1)
ストレージ 256GB SSD(Serial ATA対応)
ディスプレー 15.6型(1366×768ドット)、ノングレア
ディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ
サウンド インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠ステレオスピーカー
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
インターフェース USB 3.0端子×4、SDカードリーダー、マイク入力/ヘッドホン出力端子、HDMI出力端子、D-sub 15ピン
サイズ およそ幅379×奥行257.98×高さ16.9~23.9mm
重量 約2.3kg(バッテリー含む)
OS Windows 10 Home 64bit

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