地面ギリギリのローアングルを狙う
前ページの冒頭写真はとある公園の滑り台の下でくつろいでた猫。ふさふさした毛がいい。夏は暑そうだけど。
で、これだと何がなんだかわからないので、もうちょっと引いて撮ったのがこちら。
滑り台の下ってことがわかるかと思う。ちょうど日陰で、しかも猫って何かに囲まれてるような場所が好きなのでちょうどよかったのだろう。
さらに、ギリギリローアングルで攻めたのがこちら。ギリギリまで寄ってカメラをほぼ地面スレスレに置いて、へちゃっと座ってる猫をさらに下から。
こういうときって猫が逆光になるので、思い切ってプラスの補正をするのが大事だ。+1.3の補正かけております。
もうひとつ広角の地面ギリギリシリーズ。
この猫は結構なじみでよく撫でられてくれるのだが、老猫なので暑いとすぐこんな風にへちゃっとなってる。
近寄っても撫でても動じないので、じゃあちょっと面白いアングルから狙ってみようかと、足下から広角で。
後ろに見える緑のドアは住宅街の喫茶店なんだが、そこの足拭きマットが気持ちいいらしい。そのお店が飼ってるわけじゃないけど、店の中に入ってこない限りはOKっていうおおらかさに助けられてるようだ。
なんかせっかく望遠に強くなったのに広角写真が多いな、と思ったので最後は望遠ものを。
ふっさふさの毛がめちゃ凛々しい長毛ハチワレ。
とある蒸し暑い日、とあるお寺で見かけた猫だ。
35度越えが続く猛暑でありますが、人間界の隙間で生きている猫たちが無事夏を超えられますように。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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