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仕事の評価も好感度も上がる!知らないと損する「ひとつ上の言葉づかい」

2018年07月18日 06時00分更新

文● 話題の達人倶楽部(ダイヤモンド・オンライン

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謝罪の場ほど、大人の言葉を使いたいもの
謝罪の場ほど、大人の言葉を使いたいもの(写真はイメージです) Photo:PIXTA

「言葉の選び方」には、その人の性格、教養、仕事の能力などがわかりやすく現れる。それなら、ちょっとしたひと言によってネガティブな評価を下されてしまう前に、自分の日本語をアップグレードしておきたい。『大人の言い換えハンドブック』で、「できる大人」になるための日本語の言い換えのコツをレッスンする。

カドが立つ言い方とまるくおさまる
言い方は、どこが違うのか

□損害→不利益
□無駄骨→徒労
□間違い、誤り、ミス→行き違い

「損害」は、ビジネスでは、最もネガティブといえる言葉。そこで、日本の仕事社会では「不利益」に言い換え、「不利益をこうむる」「不利益が生じたときには」などと使われています。また、金銭的な「損失」は「赤字」と言い換えることで、深刻なニュアンスが消えることがあります。「損害が出ましてね」は「赤字が出ましてね」のように。

「無駄骨」の骨は「骨折り」を略した言葉。「徒労」と言い換えたほうが大人度は高くなります。たとえば「無駄骨でした」は「徒労でした」のように。「くたびれ儲け」も、同じく「徒労」に言い換えられます。

「間違い」「誤り」「ミス」といった言葉を使うと、相手の責任を追及するニュアンスが生じるもの。「行き違い」を選ぶと、原因はコミュニケーションのミスであり、相手を責めるニュアンスを薄め流ことができます。たとえば、「今回の失敗の原因は」は「今回の行き違いの原因は」と言い換えられます。

格調高い言葉を選べば
誰でも一目置かれるようになる

□タイミングのいい企画→時宜にかなった企画
□聞く価値がある→傾聴に値する
□抜かりがないように→遺漏のなきよう

「時宜」は、その時にふさわしいという意味の言葉で、「時宜にかなう」「時宜を得る」が定番の使い方です。「時宜を得たアイデア」など。

「傾聴」は耳を傾けて聞くこと。「傾聴に値する意見」など。ただし、この言葉、「賛成している」という意味ではないので、聞くには値すると持ち上げていても、内心は反対ということもありうるので注意が必要です。

「遺漏」は、注意が足りなくて漏れること。「遺漏のなきよう」は、それがないようにということで、抜かりがないように、という意味になります。「遺漏のなきよう、お願いいたします」など。

仕事の日本語を
敬語に変えるときの注意点

□売る→お譲りする
□教わる→ご教示いただく
□言いつかる→仰せつかる

「お売りする」よりも、「お譲りする」のほうが、よほどこなれた敬語。なお、「お譲りする」は「売る」という意味なので、無償で贈る場合には「無償でお譲りする」という必要があります。また、「買う」ときには「お譲りいただく」となります。

 教えてもらう時に「ご教示いただく」と使うと、相手への敬意が表せます。「この書類の作り方を、ご教示いただけますでしょうか」のように使います。「お教えいただく」も可。

「言いつかる」の「つかる」は「付かる」と書き、言い付けられるという意味。これを敬語化するには「言い」の部分を「仰せ」に換えます。「本日、司会の大役を仰せつかりました○○でございます」のように使います。

謝罪のことばを間違えると
問題はさらに大きくなる

□うっかり→心得違いで
□ポカする→失態を演じる、不始末を起こす
□すみませんでした→お詫びの言葉もございません、

 謝罪の場ほど、大人の言葉を使いたいもの。相応しくない言葉を使っていては、相手の怒りも収まりません。

 たとえば、謝るときに「うっかり」は禁句。「うっかり」を使うと、たちまち無責任な言い訳に聞こえ、相手をさらに怒らせることにもなりかねません。本当にうっかりミスであっても、「心得違いで」「不手際で」「私の至らなさ」などと言い換えながら、責任回避に聞こえないように謝るのが、大人の頭の下げ方なのです。

 また、「ポカしちゃいまして」は「失敗する」の俗語。他にも「やらかす」や「ヘマをする」など多数ありますが、それらを謝罪用に使ったりしないように。「今回はポカをしまして」「やらかしてしまいまして」「とんだヘマをいたしまして」などと口にしてしまうと、さらなる怒りを買いかねないので要注意。「このたび私の不始末で…」といえば、責任感と反省の意をあらわせます。

 大きな失敗を謝るとき、「本当にすみませんでした」では軽すぎるというケースなら、「お詫びの言葉もございません」「お詫びの申し上げようもございません」というと、“重さ”が出せます。ほかに、「なにとぞ、ご容赦ください」「平に、ご容赦ください」という言い方もあります。

 ほんの少し使う言葉を変えるだけで、仕事の評価も好感度も大きく変わります。大人の言い換えをマスターして、「できる大人」を目指しましょう!


※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

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