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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第219回

macOS Mojaveの「ダークモード」で感じること

2018年06月27日 09時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII編集部

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ダークシフトも追加してほしい

 もちろんウェブの話をするなら、AppleだけでなくGoogleやその他の企業も巻き込んだダークモードの標準化のプロセスを取るべきでしょう。そのきっかけとして、AppleがMacにダークモードを持ち込んだのであれば、OSの設定に応じてCSSを可変させるような未来も近づくのかもしれません。

 しかし現状はそうではなく、ユーザーが手動でアプリやウェブサイトごとにダークモードに切り替えて回らなければなりません。そのため、macOS Mojaveにしたからといって、ズドンとダークな世界に浸れるという、過度な期待は禁物と言えるでしょう。

 ちなみに、ダイナミック壁紙は素晴らしいですね。

 モハーベ砂漠の砂丘(多分、デスバレー)の画像は同じですが、実際の時間にあわせて、壁紙の時間帯も変化します。現状1種類だけですが、ちょうど先ほど、バークレーの日の出時刻である午前5時48分を過ぎたら、夜だった壁紙が朝になりました。月が出たりするとさらに楽しそうなのですが。

 自動的におやすみモードやNight Shiftが起動する仕組みがあるのであれば、ぜひ「自動ダークモード」も暦に合わせて実現してほしいところです。もう夜だから帰ろう、もう朝だから寝よう、といった時間の感覚を取り入れてくれると、iPhoneでも取り組んでいるスマホ中毒対策と一貫性が出てくるというものです。

 それだけに、Macのテーマだけでなく、アプリ、ブラウザ内のコンテンツも含めて、ダークシフトができるようにする環境整備が、今後必要だと思うのです。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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