6コア/12スレッドのCore i7-8750HとGeForce MX150を採用
ゲームや写真編集できて10万円ちょっとの高コスパ15.6型ノートPCが超買い!
3Dゲーム「フォートナイト」も十分プレーできる性能
実際のソフトウェアを使って作業をしてみた。まずはRAW現像の定番、アドビの「Lightroom CC」だ。RAWファイルからJPEGファイルへ現像するときに時間がかかるのは当然だが、そのほかにも現像する際の各種調整などもかなりのマシンパワーが必要で、サクサク作業が進められるかもポイントだ。
調整作業は結構サクサクこなせ、パラメーターを微調整して、画面を見ながら仕上げる作業も滞りなくこなせた。調整後25枚のRAW写真をJPEGに変換してみたら、時間のかかるノイズ低減を掛けても1分50秒ほど。単純計算で1枚あたり4.4秒ほどで、現像作業でも十分使えるレベルだろう。
また実際にゲームが遊べるかどうか、Epic Games Japanの人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」を試してみた。結構3Dゴリゴリで撃ち合ったり、建設し合ったりと意外と負荷がかかりそうだが、画質を自動にして最適な設定でプレーしてみたところ、カクカクする感覚はほとんどなく、十分にプレーできた。
フレームレートを計測するツール「Fraps」を使ってみたところ、プレーするシーンにも左右されるが、森の中を走って建設しているようなときで、平均が55.5fps、最高で62fps、最低でも52fps出ていた。この数値が示すように、ライトな3Dゲームなら十分遊べる性能であるのがわかった。単にウェブブラウジングするだけでなく、写真編集したり、ゲームを楽しんだりとプライベートでも活躍できるマシンだ。
ゲームをプレーしていて感じたのが、音のよさ。音の広がりや響き、音像がしっかりしているので、ビデオや音楽を鑑賞する際にはいいだろう。ただし、ゲームプレー時はファンの音が大きくなるので、ヘッドホンをしたほうがベターだ。
m-Book K690XN-M2SH2を実際に使ってみたが、6コア12スレッドのCPUなら、GeForce MX150との組み合わせでも、重めの作業をこなしたり、意外と3Dゴリゴリのゲームも楽しめるのがわかった。BTOパソコンなので、予算と作業内容に合わせてカスタマイズできるが、今回試用した構成は13万2624円とコストパフォーマンスの高いモデルでオススメだ。
メモリーを8GB、ストレージをM.2 SSD 512GBのみに変更すれば12万1824円と1万円安くなるので、クラウドストレージを活用して作業するような人なら十分だ。ビジネス用途なら「Office Personal 2016」も選択できるので、まとめて購入がオトク。ビジネスにプライベートにコスパのいいノートパソコンとしてオススメしたい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | m-Book K690XN-M2SH2 |
CPU | Core i7-8750H(2.2GHz/最大4.1GHz) |
グラフィックス | GeForce MX150(2GB) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD(M.2)、1TB HDD |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.1端子、USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子、USB 2.0端子、HDMI端子、D-sub 15ピン、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、有線LAN端子、SDカードスロット |
サイズ/重量 | およそ幅378×奥行267×高さ25.4mm/約2.4kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
※価格・構成は、記事作成日のもの。最新情報はマウスコンピューターのサイトを確認してほしい。
(提供:マウスコンピューター)