このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第218回

断捨離とHDDのケーブルの話

2018年06月20日 10時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ぜひUSB-Cには長生きしていただきたく

 HDDはウェスタンデジタルの「My Book Studio」という製品。ちょうど分厚い辞書みたいなデザインで、背表紙のように丸みを帯びた前面に白いLEDランプが点るモデルです。用意されているのはFireWire 800のポート……。なんとか、真っ黒なFireWire 800ケーブルは発見しましたが、今度はそれをMacにつなぐ方法を持ち合わせていなかったのです。

 MacBook Proは2016年モデル以降、Thunderbolt 3ポートしかありません。一応本体に直接差し込むタイプのドックはありますが、ここにはUSB 3.0とThunderbolt 3(USB-C)のポートしかないのです。

 しかもよくよく考えてみれば、FireWire 800はThunderboltに変換しなければならず、そのThunderbolt(Mini Display Portと同じ形状)を、さらにThunderbolt 3(USB-Cと同じコネクタ)に変換しなければならないのです。

 たった1度のためにApple純正の1本35ドル、1本45ドルもするケーブルを揃えるのも悔しい……と思っていたら、HDDの本体にはminiUSBポートもあるじゃないですか。作戦変更で今度はminiUSBケーブルを探すことにしたのですが、こちらも難航……。このHDDを買った頃は、まだmicroUSBが一般的じゃなかった時代だったわけですね。

 とまあ、ケーブルの抜き差しがあるからこういうことが起きる、といわれればそれまでですが、伝送速度やケーブルの形状も、10年近くたつと色々変化があったのですね。いや、単純にAppleが変えすぎ、という話ではあるのですが。

 あと、もう1点。多分、今年のタイミングで、USB-Cを搭載した2TBくらいのハードディスクを購入するのが吉なんじゃないか、と思いました。

 もう、FireWireだの、Mini USBだの、古い規格を持ち出されても、対応しきれないというわけです。できれば、USB-C、Thunderbolt 3には長生きしていただき、今後も定期的に起きる断捨離によるケーブルの多様性排除のもとでも、つながり続ける存在になってほしいものです。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン