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編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年6月版】 第3回

“格安スマホ”が欲しいならこのクラス

2万円台でも8コアや指紋センサーは当たり前 人気SIMフリースマホ全紹介【ミドルクラス編】

2018年06月17日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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2万円台なのに縦長液晶にデュアルカメラまで搭載する
ファーウェイのミドル機「HUAWEI nova lite 2」

 今年2月、当初はMVNOのセットモデル専売でリリースされ(現在は単体でも販売している)、大きな話題になったのが「HUAWEI nova lite 2」だ。縦長18:9の5.65型液晶に、デュアルカメラを搭載。CPUも2.36GHz駆動のオクタコア(HUAWEI Kirin 659)で、さらにいち早くAndroid 8.0を採用するなど、2万円台の端末としては文句のつけようのない内容だったのがその理由だ。

縦長画面なので、5.65型液晶と言っても、それほど大きくない

 デザインはシンプルながらスッキリとしたもので、幅広い年齢層に合うもの。側面は丸みを帯びた一体型ボディーで持ちやすい。さらに7.45mmという薄型筐体でありながら、3000mAhという十分な容量のバッテリーを搭載しているのも◎だ。DSDSやauネットワークには非対応だが、ドコモMVNOの格安SIMと組み合わせて利用するコスト重視派には、今でもオススメ度は筆頭クラスのスマホだ。

リアにはデュアルカメラを搭載。背景のボケ味を楽しめる「ワイドアパーチャ撮影」が可能

丸みを帯びた一体型の筐体がデザインの特徴

カラバリはブルー、ゴールド、ブラックの3色が用意されている

前年モデルになったが性能はいまでも通用
ファーウェイ「HUAWEI P10 lite」

 「HUAWEI P20 lite」が登場したので、前年モデルとなってしまったが、ファーウェイのミドルクラスの中では、まだまだ主力の「HUAWEI P10 lite」。

サファイアブルーのカラバリが魅力的

 実売約2万5000円と下がってきたため、コスパももちろん高いのだが、デザイン面でもワンランク上の印象となっている。特にサファイアブルーというカラバリでは、ガラス素材による背面の美しい光沢が特長。他のプラチナゴールド、パールホワイト、ミッドナイトブラックもユーザー層を選ばないシックな外観を持っている。

ガラス素材の透明感が印象的。高速認識の指紋センサーは背面に装備。付属のACアダプターで9V/2Aの急速充電が可能だ

 性能面でも、フルHD解像度の5.2型液晶に、オクタコアの「Kirin 658」(2.1GHz+1.7GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、大型センサーの12メガカメラ、3000mAhバッテリーなど。OSはAndroid 8.0へのバージョンアップが予定されている。ネットワーク面ではDSDSには非対応だが、2波のキャリアアグリゲーションやau VoLTEにも対応する。

国内メーカー製SIMフリースマホの決定版
3万円強でおサイフ、防水にIGZO液晶! 「AQUOS sense lite」

 「AQUOS sense lite」は、実売で3万円強の価格でありながら、フルHD解像度の5型液晶に防水・防塵、おサイフケータイ対応と国内ユーザー向け機能まで搭載。昨年末の発売以来、当然のように人気モデルとなっている。

7色のカラバリのうち左3つは標準色。ターコイズはmineo、ピンクはIIJmio、レッドは楽天モバイル、ブルーはgooSimsellerのそれぞれ限定色となっている

 CPUこそSnapdragon 430(1.4GHz+1.1GHz、オクタコア)とやや弱めだが、ディスプレーはシャープ自慢のIGZO液晶。ノイズが少ないというIGZOパネルの特性を活かし、少し濡れた状態でも正確に操作できるという利点を持つ。もちろん画質のレベルも高い。

防水仕様&IGZOパネルにより、濡れた状態でも問題無く操作できる

 防水・防塵のほか、耐衝撃性能やおサイフケータイ、VoLTEにも対応。基本性能も3GBメモリー、32GBストレージと十分なことに加え、指紋センサーを搭載し、Android 8.0へのアップデートもすでに開始。ワンセグがないのだけは若干残念だが、SIMフリースマホ初心者からマニア層まで幅広いユーザーが安心して利用できる1台だ。

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