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COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第26回

カード単体では入手不可? Radeon RX Vega 56 NANO EDITIONが展示

2018年06月08日 00時54分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 6月6日にAMDより正式発表された「Radeon RX Vega 56 nano」。さっそく搭載ビデオカードの展示がCOMPUTEX TAIPEI 2018のPowerColorのプライベートルームで始まったのでチェックしておこう。

PowerColorのプライベートルームで展示が始まった「Radeon RX Vega 56 NANO EDITION」

 展示されていたのは、PowerColor製の「Radeon RX Vega 56 NANO EDITION」。AMDの発表会に持ち込まれたサンプルカードで、長さは約17cmと実にコンパクト。ただし重量はかなりのもので、詳細不明ながら手に持つとズシリと重さを感じるほどだった。

長さは約17cm。2スロット仕様のシングルファンを備えるシンプルなカード。ただし、手に取ると思わず落としそうになるほど重い

 スペックを確認すると、ベースクロックは1156MHz、ブーストクロックは不明で、HBM2 8GB(メモリースピード1.6Gbps)のビデオメモリーを搭載。補助電源コネクターは8ピン+6ピンで、出力インターフェースはHDMI×1、DisplayPort×3。

定格クロック仕様で補助電源コネクターは8ピン+6ピン

 ただし、担当者によると単体での販売は予定されていないとのこと。日本でも一部のBTOメーカーのみ搭載モデルを扱うことになるようだ。

同じGPU「Radeon RX Vega 56」を搭載する2枚のビデオカードを比較

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