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MSIのハイエンドPC「Infinite X」&曲面液晶「Optix MPG27CQ」で最強ゲーミング環境を構築する

文●宮里圭介 編集●ジサトラショータ

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「Infinite X」の実力をベンチでチェック
GeForce GTX 1060でも高いゲーミング性能を発揮

 ゲーミングPCとして魅力的な機能がある「Infinite X」だが、実際の性能はどのくらいだろうか。定番のベンチマークでその性能に迫ってみよう。

 まずはCGのレンダリング速度でCPU性能を測る「CINEBENCH R15」から。マルチスレッド処理の影響が強く出るだけに、CPUの最大性能を見るのに適したベンチマークソフトだ。数値は独自スコアの“cb”という単位で表示され、この数値が大きいほど高速となる。

「CINEBENCH R15」では、すべてのコアを使った「CPU」と、1つのコアだけを使う「CPU(Single Core)」の2つの数値を測ることができる。

 結果はCPUのスコアが1227cb、CPU(Single Core)のスコアが186cbとなった。コア数の多い第8世代Coreプロセッサーということもあって、とくにマルチスレッド動作時のスコアが高い。第7世代のハイエンドモデルとなるCore i7-7700Kでは高くても980前後くらいまでしか上がらないだけに、第8世代というだけでかなりパワーアップしているというのがわかるだろう。

 次はPC全体の性能をチェックできる「PCMark 10」を試してみよう。スコアはトータルのものだけでなく、ソフトの起動時間やWebブラウジング、ビデオ会議など一般的な用途での性能を測る「Essentials」、オフィスソフトなどの性能を測る「Productivity」、写真や動画編集、CGレンダリングといったコンテンツ制作性能を測る「Digital Content Creation」の3つのスコアをチェックできる。

「PCMark 10」のスコアはトータルだけでなく、用途別に3つのスコアもチェックできる。バランスの取れた結果となっている。

 結果はトータルが5938。詳細を見るとEssentialsが8675、Productivityが8834、Digital Content Creationが7414と、高いレベルでバランスのいいスコアとなっていた。これだけの性能が出ていれば、ゲームはともかく一般的なPC用途で不満を感じることはまずないだろう。

 続いて、グラフィックス性能を測る指標として定番の「3DMark」。いくつかのテストがあるが、その中からDirecrtX 11採用のテストである“Fire Strike”と、DirectX 12の“Time Spy”の結果を見てみよう。

「Fire Strike」のスコアは11583。Core i7-8700とGeForce GTX 1060との組み合わせだけあって、しっかりと10000以上のスコアを叩き出していた。

「Time Spy」のスコアは4460。Fire Strikeよりも重たいテストとなるだけに、グラボの性能差が出ている結果に

 Fire Strikeは11583、Time Spyは4460とどちらもミドルクラスのゲーミングPCとしては十分なスコアとなっていた。ちなみに、グラフィック負荷を高くした「Fire Strike Extreme」のスコアは5955、「Fire Strike Ultra」は3047と大きくスコアを落としていた。こういった負荷の高い用途でも高いスコアを目指すなら、グラフィックスボードに高速なGeForce GTX 1070 TiやGeForce GTX 1080 Tiを搭載した上位モデルを購入するといいだろう。もちろん、本製品は内部へのアクセスも容易なので、将来的に自分でグラフィックスカードなどの自作PCパーツを購入し、PCをアップグレードするのもアリだ。

 もう少し実ゲーム寄りのベンチマークとして、定番の「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」も試してみた。今となっては軽めのテストとなるが、スコア7000以上で「非常に快適」といったように明確な指標があるだけにわかりやすい。フルHD(1920×1080ドット)、最高品質、フルスクリーンモードという条件でテストした。

実ゲームに近いテストができる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」。わかりやすい評価が出るため、定番のベンチマークといえる

 結果はスコアが12487で、評価は「非常に快適」。フルHDでも軽快に遊べるという結果だ。CPUの性能の高さはもちろんだが、ミドルレンジながらも高い性能を発揮するGeForce GTX 1060の実力が評価された結果といえるだろう。

 もうひとつゲームよりのベンチマークとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」も試してみた。実際のゲーム画面やキャラクターを表示して性能を測るベンチマークで、FF14よりもかなり重たいテストとなる。評価はスコア12000以上で「非常に快適」、9000以上で「とても快適」、6000以上で「快適」というものだ。こちらは重量級となるため、解像度こそ先ほどと同じフルHDとしたが、画質は標準品質を選んでいる。

重量級の「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」。標準品質を選んでいるものの、スコアは6442とそこそこの結果となった。

 さすがに重たいベンチということもアリ、スコアは6442、評価は「快適」止まりとなった。ミドルクラスのゲーミングPCでもここ止まりというあたりで、どれだけ重たいベンチマークなのかがわかる。

 重たいベンチマークではさすがにスコアが振るわなかったが、高性能なCPUとミドルクラスのグラボを搭載しているだけあって、ゲーミング性能は全体的に高め。常に最高画質で遊ぶというのは難しいが、ほとんどのゲームが標準以上の画質で遊べるだけの実力はあるといえるだろう。

冷却性能は十分?
CPUとGPUの温度はどこまで上がるかチェック

 ベンチのスコアとしてはおかしなところはなかったが、やはり気になるのがCPUとGPUの温度がどこまで上昇するのか、という点だ。とくに高負荷が続くゲームでは、熱が心配になる。そこで、負荷の高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を動作させ、温度がどこまで上昇しているのかを「HWiNFO」を使って調べてみた。このソフトはマザーボードなどのセンサー値を読み取り、数値を記録してくれるもの。CPUとGPUの温度と、それぞれのファン回転数をグラフにしてみたのが次の結果だ。

CPU温度の最高は瞬間的に70度を超えているが、ほとんどが65度以下。GPUは右肩上がりで73度まで上昇していた。

温度に比例して回転数が上昇し、しっかりと追従していることがわかる。GPUでも2000回転以下と意外と回転数は低かった。

 見ての通り、CPUもGPUも最大で70度を少し超えた程度。安全に使うには90度以下、できれば80度以下にしておきたいのだが、これらを余裕で下回るという結果だ。GPUの温度が上昇しきっておらず、右肩上がりとなっている点が気になるが、上昇は緩やかになっており、この様子なら75度を超えることはないだろう。

 ファンの回転数はCPU・GPUの温度としっかり連動しており、まだまだ余裕がある状況だ。つまり、騒音さえ気にしなければより強力に冷却でき、温度を低くできる。可能な限り静かに、そしてしっかりと冷却するという点では、かなり優れているといえるだろう。

性能が高く、見た目が美しく、曲面ディスプレイとの組み合わせで快適なゲーミング環境になる「Infinite X」!

 高速CPUとグラフィックによるしっかりしたゲーム性能を持ちながら、各種ツールによるゲーミング機能の多さ、そして見た目に美しいライトアップ機能まで備えているゲーミングPCの「Infinite X」と、PCから各種設定が変更でき、没入感の高い曲面液晶を採用した「Optix MPG27CQ」とを組み合わせれば、非常に満足のいくゲーミング環境が構築できる。

 単純にゲームが動けばいいというのであればいくらでも製品はあるが、よりゲーム環境を快適に、そして便利にしたいというのであれば、選んで損のない製品だといえるだろう。

(提供:MSI)

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