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冷却にAeroBlade 3D Fanを採用

エイサー15.6型ゲーミングノートPCは高い冷却と静音が魅力

2018年04月23日 09時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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PUBGやShadow of Warなどでも
フルHDで快適に遊べる

 Helios 300におけるゲームパフォーマンスもチェックしていこう。まずは定番ベンチマークツール「3DMark」の結果だが、Fire Strikeでは1万を超えるスコアを発揮。DirectX 12のテストであるTime Spyでも3830と、ゲーミング向けモデルらしく3D描画性能は良好だ。

 続けて、3DMark実行中を高負荷時、30分後放置した状態をアイドル時とそれぞれしたうえで、「Watts up? Pro」でそれぞれの時点における消費電力を測定してみた。すると、アイドル時は13Wほどしかなく、ノートらしくとても低いスコアを示した。高負荷時でも172Wほどに収まっており、バッテリーの公称駆動時間が9時間なのも納得がいくテスト結果だ。

180WのACアダプターが付属する

 「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」では、オプション設定に「ウルトラ」「高」「中」と3つのプリセットを利用し、実際にプレーした際の平均フレームレートと最小フレームレートを「Fraps」で測定した。ウルトラプリセットでは平均フレームレートがわずかに60fpsに届いていないが、高プリセットでは最小フレームレートが60fpsを大きく上回っているので、快適に遊べるのはいうまでもないだろう。

 「Middle-earth: Shadow of War」(以下、Shadow of War)では、描画設定に「とても高い」「高」「中」の3つのプリセットで、ゲームに用意されたベンチマークモードを実行した。すると、とても高いでは、平均フレームレートが60fpsに届かず、最小フレームレートも30fpsを切ってしまった。しかし、高では平均フレームレートは70fps以上、最小フレームレートも40fpsに迫っており、描画負荷が高めなShadow of Warではあるが、プレーに支障はない。

 最後に「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」も実行しておこう。「最高品質」「高品質(ノートPC)」「標準品質(ノートPC)」と3つのプリセットを利用したが、最高品質でも比較的描画負荷が低めなため、1万を超えるスコアを発揮。平均フレームレートも70fps以上と高いスコアを示した。

機能性やパフォーマンスを考えるとお買い得な製品
 持ち運べる点にも魅力を感じるユーザーにオススメ

 Helios 300の価格は実売で22~23万円ほどと決して安価ではない。しかし、機能性やゲームにおけるパフォーマンスを考慮すると、お買い得感が高いマシンではないだろうか。

 ゲーミングノートを購入する際、持ち運べるかどうかを選ぶポイントの1つに考える人も少なくない。Helios 300は15.6型ながらも高い性能を備えており、リビングや寝室と場所を選ばずゲームが遊べるできる点は魅力的だ。持ち運びが可能なゲーミングノートを探しているのであれば、このHelios 300は一考の価値ありだ。

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