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週替わりギークス 第70回

アニメにはできなかったことができるバーチャルSHOWROOMERの衝撃

2018年04月24日 17時00分更新

文● 前田裕二

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 SHOWROOM代表の前田です。前回、「バーチャルYouTuber」のご紹介をしました。今回は、バーチャルキャラクターが生配信をして、ユーザーとリアルタイムかつ双方向に交流をする、「バーチャルSHOWROOMER」という世界をお伝えしたいと思います。これは、アニメのあり方や概念そのものを変える、大きなトレンドになると思っています。

生配信するバーチャルキャラクターが「バーチャルSHOWROOMER」

 バーチャルSHOWROOMERとは、端的には、「SHOWROOM上で生配信をしているバーチャルキャラクター」のことを指します。今までは「バーチャルYouTuber」という考え方が主流でしたが、これからは、YouTubeにとどまらず、SHOWROOMERとして、生配信を主軸に据えた活動もできるであろう、という発想で生み出されたものです。YouTubeと異なって生配信ですので、「リアルタイムにアニメキャラクターと話せる」というのが特徴です。

 具体的な事例として、「東雲(しののめ)めぐ」が最もわかりやすいと思います。東雲めぐは、3月1日にSHOWROOMでの生配信をスタートさせました。もともと、YouTubeで展開予定の3DCGアニメーション『うたっておんぷっコ♪』の主人公キャラクターとして命を吹き込まれた彼女は、カラオケとかわいいものが大好きな、高校1年生です。

 視聴者側、演者(キャラクターの中の人)側、それぞれの視点で体験を解説したいと思います。

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