メモリーは、ヒートスプレッダーの上部が色鮮やかに光るG.Skill「Trident Z RGB」をチョイス。本製品はRyzen/Ryzen Threadripper向けに最適化されたモデルを追加している。動作クロックは2400MHz、2999MHz、3200MHzの3種類で、8GBまたは16GBモジュールを用意している。ちなみに、DDR4-3200で8GB×2の「F4-3200C16D-16GTZR」で実売価格3万3200円前後。
CPUクーラーは、Ryzenのオーバークロックも視野に入れて、オールインワン水冷キットを選択。水冷キットは、ほかのパーツと同じくLEDイルミネーション機能を搭載するモデルが増えているが、最も美しいライティングを備えているのがNZXTの「Kraken X」シリーズだ。ウォーターブロック部にリング状LEDとインフィニティミラーを内蔵し、奥行きのある幻想的な視覚効果を楽しめる。
ラジエーターサイズは、140mm(Kraken X42)、240mm(Kraken X52)、280mm(Kraken X62)の3種類を用意。ここでは、多くのPCケースに対応できる240mmラジエーターを採用する「Kraken X52(RL-KRX52-01)」をチョイスしている。
そのほか、定番M.2 SSDのサムスン「960 EVO 500GB(MZ-V6E500B/IT)」(実売価格2万8400円前後)や、品質や信頼性に定評のあるSeasonic製電源ユニットの80PLUS Titanium認証を取得する「SSR-750TD」(実売価格3万5400円前後)とを組み合わせ、Ryzen搭載の魅力あるライトアップPCを完成させた。
光量のあるG.Skill「Trident Z RGB」が、ひと際目立っているが、「Kraken X52」のインフィニティミラーの視覚効果や、「H200i」のサイドトップや「ROG STRIX X370-I GAMING」の基板裏面に備わっているLEDストリップが良い感じに発光。「H200i」中央のホワイトバーの反射光など、なかなかグッドだ。
今回の構成では、グラボは垂直に挿す形でロゴの光のみ目立つ形なので、ファン周りが光る必要はあまりない。本記事では、手持ちのFounders Editionを使っているが、この構成ならお好みのグラボを使う形でいいだろう。
ケースによっては、ライザーカードを使いPCケースのサイドにグラボの正面を向けて挿せるモノもあるので、派手に光るグラボを採用したいなら、そうしたケースを選びたい。今メニーコアでレンダリング性能に優れたRyzen搭載PCをコンパクトに、カッコよく光らせたい人は、ぜひ参考にしてほしい。