「JOHN WICK CHRONICLES」は、伝説の暗殺者「JOHN WICK」として戦うガンシューティング。同名のゲームがSteamで配信されていて、VIVEでプレイできるようだ。ゲームが開始すると、まず昼と夜のどちらで戦うかを選択。
実は6月に台湾で行なわれたCOMPUTEXのAcerブースで夜の船内戦は体験していたので、昼間の方でプレイ。
こちらは、弾が切れたら銃口を下に向けてリロードする必要がある。昼間の方はビルの屋上での銃撃戦。ビルの手すりや、観葉植物は割とリアリティーがあるのだが、同じコンテンツで比較してみないと何とも言えないので、必ずしもOculus RiftやVIVEより上かと言われるとわからないところ。
前方にヘリコプターから降りた敵と銃撃戦を行なう他、背面の別のビルから銃で撃たれることもあり、どこから撃たれたのかわからなくなることも多い。段差に身を隠しながらの銃撃も行なえるので、よりリアルな銃撃戦が楽しめるのは◎。
StarVRにはケーブルが付いているが、これは天井に逃がされており、滑車を使ってうまく絡まないように逃がしているのか、360度回転しても引っ掛かりを覚えず、快適にプレイできた。
いずれもプレイ時間は約15分とのことだが、ゲーム自体は10分未満といったところ。操作説明やHMDの装着も含めて約15分というところなのだろう。
今回体験した2種類のゲームは、スウェーデンのデベロッパー「Starbreeze」が開発。どちらもガンシューティングとなっており、割と遠くの敵を撃つような形と、今いち高解像度による実在感が伝わりづらいと感じた。広視野角についても同様で、もっとスピード感のあり、景色が流れていくようなゲームでないと、せっかくの視野角の広さを生かし切れないように思えた。
「SEGA VR AREA SHINJUKU」は、2018年3月までにはセガ直営店3ヵ所への導入を目指し、2018年末までには合計10ヵ所異常での開設を目標としているという。
StarVRは、現状スペックが最も高く、より現実に近いリアルな体験がが可能なVRHMD。コンテンツ次第では、アッと驚くような体験が得られると思うので、そうしたコンテンツの登場に期待したい。