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業界人の《ことば》から 第272回

aiboはソニーがAIとロボティクスに取り組む始まりの作品

2017年11月22日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII.jp

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aiboには次がある

 注目しておきたいのは、ソニーの「AI×ロボティクス」を実現する製品が、aiboで終わりではないということだ。

 ソニー 執行役員 ビジネスエグゼクティブ AIロボティクスビジネスグループ長の川西泉氏は、「aiboは、エンターテインメントロボットの第1弾製品」と語り、第2弾以降の製品があることを示してみせる。

 ソニーの平井社長も、「ソニーは、AI、ロボティクスといった動くものと、センシングの技術を組み合わせることで、強みを発揮できると考えている」と前置きし、「それに向けて、複数のプロジェクトを進めており、aiboはそのひとつとしてお披露目できるものである」と語る。

 2017年7月に名古屋で開催された「ロボカップ 2017 名古屋世界大会」では、ソニーがプラチナスポンサーとして支援。初代AIBOとともに、過去に開発した小型二足歩行エンターテインメントロボット「QRIO」を展示し、来場者の注目を集めた。こうした分野のロボットにも期待が集まる。

 ソニーは、今後、「AI×ロボティクス」でどんな製品を世の中に送り出すことになるのか。aiboの「次」にも、いまから注目が集まっている。

訂正とお詫び:初出時、一部記載に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2017年11月24日)

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