フォッシルグループは、ドイツ・ベルリンで開催中のIFA 2017の出展し、同社がこの秋に展開する各ブランドのスマートウォッチの最新モデルを一部展示していた。各ブランドともタッチスクリーンタイプとアナログとのハイブリッドタイプの両方を展示しており、既存モデルよりややケースサイズが薄く、ひと回り小さくなった印象だ。
すでに3月にスイス・バーゼルで開催した「バーゼルワールド」で公表した通り、昨年よりスマートウォッチを発表するブランドが増え、2017年度に発売するモデル数は約300、グループ全体へスマートウォッチの展開を広めている。
MISFIT初、タッチスクリーン&心拍センサーを搭載「Vapor」
MISFIT初のタッチスクリーン&心拍センサー搭載モデル、MISFIT Vapor。ケースサイズは44mmで、ディスプレーは1.39インチの有機ELを採用。フォッシルグループのほかのブランドのタッチスクリーンタイプも同じだが、この世代からディスプレー下部に欠けがなく、真円ディスプレーとなっている。
CPUはクアルコム製のSnapdragon Wear 2100で、ストレージは4GB。ジャイロセンサーや心拍センサーを搭載しており、ライフログやアクティブトラッカーとして活用可能。ただしGPSは本体には搭載しておらず、スマートフォンと連携して記録する。
本体素材はブラッシュドフィニッシュで、既存モデルのハイブリットタイプ「PHASE」のデザインを踏襲している。バンドの幅は20mmで手軽に交換できるクイックリリースタイプを採用。
新作もオシャレすぎるマイケル・コース
ラグジュアリーなファッションブランドとして展開している、マイケル・コースからも真円ディスプレーを採用したスマートウォッチをリリース。ディスプレー周縁のベゼル部分やバンドにラインストーンがあしらわれており、高級感のある仕上がりになっている。
ディーゼル初、タッチスクリーンはワイルドなデザイン
ディーゼルからも、タッチスクリーンタイプのスマートウォッチが登場。すでに発売済みのハイブリッドタイプと同じく、メンズ向けのカジュアルなデザインが特徴的。真円ディスプレーなので、欠けがなく見やすい

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