8月22日、中国・上海に本拠を置くARスタートアップのSight Plus(視辰信息科技)は、およそ1億元(およそ16.3億円)の資金調達を完了したと発表した。
同社は2012年7月に創立され、2015年にARソフトウェア開発キット(SDK)のEasyARをリリース。2016年からはビジネス向けにEasyARを用いたワンストップソリューションを提案している。
Sight Plusは2014年に600万元(およそ1億円)、2016年に4000万元(およそ6.5億円)を調達している。今回の資金調達を率いたのは、中国最大の自動車情報サイトAutohome(汽車之家)だ。
同社はAutohomeのほかに、中国のアリババの決済サービスであるAlipay、China Mercants Bank(招商銀行)やXiaomiなど、多くの中国企業と長期的に業務提携を行なっている。
今回Autohomeなどから調達した資金は、さらにサービスを拡充させるため、新製品の開発、市場開拓および技術などに投入される見通しだ。