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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第84回

速かったSIMがフツーの速度に!? 最近変わった格安SIMの速度傾向

2017年08月31日 12時00分更新

文● 正田拓也

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早朝は3ケタの速度が出るほど高速に!

朝7時台の測定結果(単位はMbps)

朝7時台の測定結果(単位はMbps)

 朝方の測定では、キャリアアグリゲーション(CA)の効果もあると思われるが、ドコモ、LINEモバイル、mineoで下り100Mbpsを超える数値を出すほど激速となっている。ただ、実際の利用においてこの速度が出たところで恩恵があるかというとそうとも言えない。

 こういった激速状況のときにメリットがあると言えばアプリのダウンロード。しかし、ダウンロード時間が短縮されたところで、ダウンロード開始からアプリが使えるようになるまでの時間が大幅に短縮されることもないため、効果は限定的だ。

 また、動画配信サービスでもここまでの速度が必要なものもないため、実際の激速の効果は限定的であると言えよう。

 なお、速度測定アプリは容量食いで、速度が早ければ速いほど消費が激しい。例えば下り50Mbps出ているという測定がされれば、50から100MBを消費する。

 キャリアアグリゲーション有効でガラガラの時間帯に150Mbpsが出た! と喜んでいる裏では、一度に200Mバイト以上消費してしまったなんてこともある。

 速いからといって速度測定を頻繁に行なうのは自分の容量を逼迫させるだけでなく、無用のデータが流れてネットの混雑を生む結果になるのでほどほどに。

LINEモバイルや楽天モバイルが高速でなくなったことが残念

 7枚のSIMを比較してみたが、以前のように実用に耐えないという格安SIMはなくなっていると感じた。

 いずれの格安SIMも、お昼の12時台後半だけは極端に速度が落ち込むが、それ以外はちゃんと使えるという印象。数Mbpsの速度が安定的に出ている状況であれば、スマートフォンの利用に問題が出ることはなかった。

 残念なことでは、以前は混雑時間帯でも非常に速い速度を記録していたLINEモバイルや楽天モバイルが普通の格安SIMになってしまっていること。

 お昼や夕方の速度の落ち込みはやはり格安SIM共通の課題ということが改めて思い知らされた。これが安さの秘密だと言ってしまえばそれまでだが、その対策についても何かほしいところだ。

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