Galaxy Note 7の生まれ変わりであるGalaxy Note FE(Fan Edition)。当然、Note 7のアクセサリーもそのまま使えるはずですよね。筆者はNote 7を使っていたので、過去に純正アクセサリーもいくつか買っていました。
それが再び使えるということで、早速動作状況を確認してみました。なお、Note FE本体は海外の端末通販ショップなどで取り扱っているところがあるようです。
日本語でもQWERTYキーが使いたい!
純正キーボードカバーは使えるか?
まずは「これがあるからサムスンは神」とも言える、QWERTYキーボードカバー。ほかのどのメーカーもこんなアクセサリーは出してくれません。
しかし、過去に歴代のGalaxyの各機種用のQWERTYキーボードカバーを何度も試していますが、日本語入力には非対応でした。しかし、最新のファームウェアを搭載しているGalaxy Note FEだけに、もしかして日本語が使えるようになっているかも!
ということで、キーボードカバーを装着してみましたが、キーボードそのものを認識してくれません。筆者のNote FEは韓国のSKテレコム版。キーボードカバーも韓国で購入したものです。NFCをオンにすれば認識するはずなのですが、キーボードを装着しても画面表示も一切変わりません。
Note 7やほかの機種であれば、キーボードに隠れた部分の画面表示が隠れないようにアイコンが上がって表示されるのですが、Note FEはキーボードそのものを認識してくれないようです。日本語入力以前に、キーボードそのものが使えないだなんて残念無念。
なお、過去モデルではことごとく日本語入力ができず、筆者は涙を流し続けてきました。次のNote 8用にキーボードカバーは発売されるのか? 日本語は利用できるのか? 筆者は今それが一番気になっています。
レンズカバーと文具メーカーコラボのスタイラスペンもテスト
まあ、気を取り直して、次はレンズカバー。これはただの望遠と広角レンズですから特に問題なく使えますね。Galaxy S8とS8+にはこのレンズカバーは登場しておらず、またGalaxy Note 8はツインカメラとのウワサもあります。ということは、Note 7用のこの製品が最後のレンズカバーとなってしまうのかも。
付属のレンズは持ち運びしやすいケースに入っているうえに、元々デジカメもやっていたサムスン純正レンズだけに、歪みの少ないいい絵が撮れます。
筆者は展示会取材時には望遠レンズを使ってスライドを撮影していました(Galaxy S7 edgeやGalaxy Note 7で)。現在、Note 7用のレンズカバーは入手困難となっていますが、Galaxy S7 edge用は韓国や台湾などでまだ探せば見つかります。
S7 edgeをまだ使っている人は入手しておけば、後継機に買い替えた後でも、S7 edgeをカメラ専用機として使えるかも。見つけたら買っておきたいアクセサリーです。
さて、サムスンは今年2月のMWC 2017で「Galaxy Tab S3」を発表した際に、文具メーカーのステッドラーとコラボレーションしたスタイラスペン「STAEDTLER Noris digital for Samsung(ステッドラー・ノリス・デジタル・フォー・サムスン)」を発表しました。
ワコムの技術を採用したGalaxy Tabの対応端末やNoteシリーズで使えるペンですが、Note 7が発売中止になってしまったこともあってか、その後に話題になることはあまりありませんでした。
しかし、Note FEが発売になり、またまもなくNote 8も出てくることもあってか、韓国など一部の国でこのステッドラーのSペンが発売になっています。
価格は韓国で5万ウォン、約5000円です。鉛筆の書き心地を求める人にはよさげな製品。Apple Pencilとは違い、本体は六角柱のためにぎり具合も鉛筆そのものです。
Note FEにはさまざまな機能が統合された手書きアプリ「S Note」がプリインストールされており、絵を描くときには細かいペンの設定も可能です。
スケッチなどをするときはS Noteにステッドラーのペンの組み合わせは最強かも。ただし、Note FE本体からSペンを抜かないと反応しません。このあたりは画面のタッチで別のSペンの利用が出来るようにしてほしいところ。
なお、今回はテストできていないのですが、Gear VRの新型もNote FEには対応していない模様。第一線の最新モデルではなく、一部の国向けのNote 8の下位モデルという位置づけにしているからなのでしょうか。
まあ、バリバリ使いたい人は素直に8月に発表予定のNote 8を購入すればいいでしょう。ということで、Note FEにアクセサリーを付けて使いつつ、8月下旬に発表されるNote 8を待ちわびている筆者なのです。
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