このノートパソコンさえあれば、誰でもノマドワーカーになれる「LIFEBOOK WU2/B1」。A4サイズにCore i7-7500U(2.7GHz)を搭載した本機であれば、ウェブブラウジングやメールのやり取り、あるいはOfficeでの作業などはまったく問題ないだろう。そこで今回は、具体的にその実力を測るため、定番ベンチマークで性能を検証してみた。
まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしてみた。なお、試用機のLIFEBOOK WU2/B1は、Core i7-7500U(2.7GHz)、12GBメモリー、約128GB SSDを搭載している。
ノートパソコンでは基本性能高め!
総合系ベンチマークソフトのPCMark 8は、通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home accelerated」、「Creative accelerated」の2種類のチェックを実施した。 結果はHome acceleratedが3735、Creative acceleratedが4624となった。ノートパソコンとしては高めのスコアだ。
LIFEBOOK WU2/B1のGPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 620を採用しているので、パワー的にはゲーミングパソコンのような3D性能を望むことはできない。だが、そのパフォーマンスを測るために3DMarkによるテストを実施してみた。
スコアは「Fire Strike」が914、「Sky diver」が4018、「Time Spy」が372だった。やはり高いスコアは得られず、テスト中の描写もかなりカクカクとした動きだった。ゲーミングノートではないので普通のことだが、負荷が高い3Dゲームをプレーするのは厳しいだろう。
3Dグラフィックスのレンダリングなどのベンチマークテストが可能な「CINEBENCH」では、CPU性能などを測ることができる。ベンチマークのスコアは下記のような結果となった。
グラフィックスAPIのOpenGLは45.22ポイント、CPUの性能テストでは355ポイントという結果となった。専用GPUを搭載したパソコンにはかなわないものの、CPU自体は以前に計測したことがあるCore i7-6500U搭載マシンを上回る数値となった。
それでは実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークでLIFEBOOK WU2/B1のパフォーマンスを見てみよう。まずは、おなじみの「ドラゴンクエストX」ベンチマークから。
標準品質で普通となったので、低品質でもテストを実施してみたところ、快適という診断結果となった。ゲームの中では負荷の高くない「ドラゴンクエストX」なので、最高品質でも動作はすると思われるが、画質設定を変更すれば快適に遊べる。
高めのグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークも計測してみた。
こちらも、標準品質であればフルHDの解像度で遊べなくもなさそうだ。最高品質だと、さすがに設定変更を推奨される。高負荷のゲームでも画質を設定すれば遊べるので、十分ではないだろうか。
もうひとつ高めのグラフィックス描画能力が求められる「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマーク。まずは標準品質で計測した。
負荷という点ではFF XIVとあまり変わらない「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマークだが、こちらは低品質に落としても設定変更を推奨された。ゲームの相性によるのだろうか。ということで、解像度を落として再計測してみた。
解像度を落とすことで、最高品質で普通という評価となった。このスコアなら、普通にプレーできそうなので、やはり解像度次第ということだろう。
これらのベンチマークの結果を見ても、3Dグラフィックスを多用するゲームの場合にはガマンしなければならない部分はあるが、よく使うような動作については申し分ない。LIFEBOOK WU2/B1は、外でちょっと調べ物したいときにカフェなどでバッグからさっと取り出して使いたい人や、働き方改革などが普及しつつある現状でオフィスにしばられる必要がない人などにうってつけの1台と言えるだろう。
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