このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢 第177回

参入した市場で常にトップを目指すHuawei――PC市場への本格的な取り組み始まる

2017年06月15日 10時00分更新

文● 末岡洋子 編集● ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

市場が横ばい、上位メーカーへの集中が進むPC市場で
存在感を打ち出せるのか

 だがそのPC市場そのものが横ばい・縮小傾向にあるのは、周知のとおり。4月にIDCが発表したPC市場の報告書を見ると、2017年第1四半期(1-3月期)は出荷台数が0.6%の微増。シェアはHP、Lenovo、Dell、Apple、Acerの順だ。にも関わらず、これらトップ5が出荷台数を前年同期比増加させるなか、その他はマイナス11.4%。つまり、上位ベンダーへの集中がさらに進行しているのだ。

 Huaweiはビジネスユーザーを狙っているようだが、私用ではタブレットとスマホで事足りるようになったなか、ビジネスユーザーはMicrosoftもSurfaceシリーズで狙うところだ。Dellの創業者Michael Dell氏も「PCはビジネスユーザーに使ってもらい、その後サーバーなどの企業システムにつながる入り口になる」という位置付けを明らかにしている。

 さてスマートフォンだが、Huaweiは3位を堅守。シェアはSamsugが22.8%、Appleが14.9%であるのに対し、Huaweiは9.8%。だが、Huaweiは上ばかりを見ていられない。4位のOPPO、5位のVivoが詰め寄っているのだ。OPPOとVivoは前年同期からの成長率がそれぞれ29.8%と23.6%、ともにHuaweiの21.7%を上回っている。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン