Ryzen搭載の小型PCを展示していたZOTACブースでは、もうひとつ興味深い製品が展示されていた。それが世界最小PCをうたう「ZBOX PI225」だ。
初めは、すっかり2.5インチSSDだと思っていた「ZBOX PI225」。本体サイズは60(W)×95(D)×8(H)mmと非常にコンパクト。まさに手のひらサイズを実現した小型PCの新モデルだ。
展示されていたスペック表によると、CPUは小型PCでの採用例が多い“Apollo Lake”こと、インテルのモバイルプロセッサー「Celeron N3350」(2コア/定格1.10GHz/バースト時2.40GHz/キャッシュ2MB/TDP 6W)。メモリーはLPDDR3 4GBで、ストレージにはeMMC 32GBを内蔵する。
グラフィックス機能は、CPU内蔵で4KサポートのIntel HD Graphics 500。出力インターフェースにはDisplayPort対応のUSB Type-Cを利用する。そのほか、IEEE 802.11ac無線LANやギガビットLAN、Bluetooth 4.2、カードリーダーを装備。OSにはWindows 10 Home 64bitを搭載していた。
SSDならぬカードサイズの小型PC。発売日や予価は未定ながら、国内登場を期待したい製品だ。
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