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COMPUTEX TAIPEI 2017レポート 第30回

SSDそっくりな超小型PCをZOTACがCOMPUTEXで展示

2017年06月03日 00時09分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 Ryzen搭載の小型PCを展示していたZOTACブースでは、もうひとつ興味深い製品が展示されていた。それが世界最小PCをうたう「ZBOX PI225」だ。

世界最小PCをうたう「ZBOX PI225」。SSDや名刺とほぼ同等のサイズを実現した

 初めは、すっかり2.5インチSSDだと思っていた「ZBOX PI225」。本体サイズは60(W)×95(D)×8(H)mmと非常にコンパクト。まさに手のひらサイズを実現した小型PCの新モデルだ。

見た目は完全に2.5インチSSD。4KサポートのWindows 10搭載PCだ

 展示されていたスペック表によると、CPUは小型PCでの採用例が多い“Apollo Lake”こと、インテルのモバイルプロセッサー「Celeron N3350」(2コア/定格1.10GHz/バースト時2.40GHz/キャッシュ2MB/TDP 6W)。メモリーはLPDDR3 4GBで、ストレージにはeMMC 32GBを内蔵する。

出力インターフェースはDisplayPort対応のUSB Type-C

 グラフィックス機能は、CPU内蔵で4KサポートのIntel HD Graphics 500。出力インターフェースにはDisplayPort対応のUSB Type-Cを利用する。そのほか、IEEE 802.11ac無線LANやギガビットLAN、Bluetooth 4.2、カードリーダーを装備。OSにはWindows 10 Home 64bitを搭載していた。

必要最低限の機能は搭載。持ち運べる小型PCとして注目だ

 SSDならぬカードサイズの小型PC。発売日や予価は未定ながら、国内登場を期待したい製品だ。

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